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了義未了義判別論・善説心髄
2016.09.18
『解深密経』に対する唯識派による解釈
B2 その意味がどのように注釈されているのか B2には二つ、すなわち、C1阿闍梨アサンガが主に『解深密経』に基づいている様子・C2それに基づいてどのように実義を確定するのか。 C1 阿闍梨アサンガが主に『解深密経』に基づいている様子 『摂決択分』では 勝義が五相をもつことは又『解 […]
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了義未了義判別論・善説心髄
『解深密経』で了義・未了義がどのように説かれているのか
A1 『解深密経』に基づく立場 A1には二つ、B1どのように経典で説かれているかを提示する・B2その意図をどのように注釈されたのか。 B1 どのように経典で説かれているかを提示する B1に四つ、すなわち、C1経典における矛盾を回避しようとする質問・C2その矛盾を回避する答・C3三 […]
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了義未了義判別論・善説心髄
『了義未了義判別論・善説心髄』試訳
これはツォンカパ・ロサンタクパ(1357-1419)の主要な著作のひとつである『了義未了義判別論 善説心髄』དྲང་བ་དང་ངེས་པའི་དོན་རྣམ་པར་འབྱེད་པའི་བསྟན་བཅོས་ལེགས་བཤད་སྙིང་པོ་(全集 pha帙所収)の訳注研究である。 […]
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ナーガールジュナ
善巧大悲讃・訳
善巧方便なる大悲で釈迦族にお生まれになり 他のものが調伏できなかった魔の軍隊を打ち破られ ヒラニヤガルバの如く威厳の有る御身たる 釈迦族の王、この御方に頂礼せん 初めに菩提心を起こされた後 福徳と智慧の二資糧を究竟なされ この時代に偉行を広大になされ 衆生の守護となられた君を私は […]
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ナーガールジュナ
根本中論頌
帰敬偈 不滅にして不生、不断にして不常、 不一義にして不異義、不来にして不去、 およそ戯論が寂滅し、吉祥なる縁起、 それを説いた仏陀、かの最高の説法者に私は帰命する。 第一章 縁に関する考察 諸の法は、自ら生じたものも、他から生じたものも、両者から生じたものも、 非因から生じたも […]
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ダライ・ラマ法王
ナーランダー僧院十七賢者祈願文
ダライ・ラマ法王は、チベットや日本の仏教はナーランダー僧院の伝統に則った大乗仏教の教えであるとおっしゃっています。ここでは法王ご自身が著されたナーランダー僧院の17人の賢者に対する礼賛の詩をご紹介いたします。 衆生を利益せんと大悲に請われ 断証救世の最勝者たる天中の天 唯一縁起の […]
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ジェ・ツォンカパ
釈迦に対する讃・加持近入
三世を解すインドラと敵アスラ プラムディタ 竜王 そして大仙たち 彼らが誇るその王冠の宝飾は 彼の君の蓮華座の荘厳となる 御身は金光を放ち栄華の威光で包まれる 御語はガンダルヴァの旋律さえも及ばない 御心は千萬の光に輝きすべてを明らかにする 彷徨う無辺の衆生の勝導師 釈迦族の首長 […]
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ジェ・ツォンカパ
回想・自らを語る
唵 楽善たらん哉 世間の上位と清浄解脱を見る眼 有の道に疲れ果た旅人が休息する場 楽と善がもたらされる根源たる恩師 至尊智慧の宝蔵よ 御足に私は跪かん 僅かな労で大波の資の積集のなか 善の随喜こそが最勝なりと説かれる 殊に私の過去のこれまでの善業を 決して驕ることなく歓びとしたい […]
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ジェ・ツォンカパ
功徳の基盤
[帰敬文] 至尊大師たちに頂礼します。 [師事作法] すべての功徳の基盤たる恩深き師へと 正しく師事するのは道の根本である こう正しく思い殊更に精進する 師事奉行できるよう加持し給え [有暇具足] ひとたび得たこの有暇の所依は 誠に得難く意義深きものと知り 昼夜六時常時心髄を実践 […]
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ジェ・ツォンカパ
仏世尊説甚深縁起讚 善説心髄
Namo Guru Mañjugoṣhāya それを眼の当たりにし説かれたことで 無上の智者であり 無上の教主である 彼の勝者 縁起を知りそれを説く者 この御方に私は頂礼せん すべての世間を破滅させるもの それはすべて無明を根源とする それを見ることで退け得るもの この縁起を説か […]
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菩提道次第略論
G1 菩提心修習次第
H1ジョウォ大師より相承しているものには因果七訣、H2勝子シャーンティデーヴァに由来する〔自他等換〕に基づいて修習するものとの二つがあると思われる。
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グンタンリンポチェ
自他等換修習法和訳
解題:一般にゲルク派の道次第(ラムリム)では、弥勒の『現観荘厳論』より伝わる「七因果口訣」(rgyu ‘bras man ngag bdun)と、シャーンティデーヴァより伝わる「自他等換」(bdag gzhan mnyam brje)との二つの発菩提心の仕方があると言 […]
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2016.09.17
師が直ちにご帰還なさることを願って憐れみの心を私達に向けて頂くよう促す悲痛の声の調べ
原初より清らかな法界という大海原の只中智慧と慈しみという波の渦巻く最高の覚りを得たお方(仏陀)が素晴らしく説かれた最高の教法が、僧の集まり(僧伽)が中でも至高の帰依処であられる、蓮華を手にするお方(観自在菩薩)が私達をお救い下さいますように。 崇高な心ロサンを抱く勝者の伝統を守る […]
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ダライ・ラマ法王
2016.09.09
ダライ・ラマ法王との対話「力とケア」MIND & LIFE DIALOGUEが本日よりブリュッセルにて開催され、その模様はすべてライブ中継されます
本日2016年9月9日より三日間、ベルギーのブリュッセルにてダライ・ラマ法王を囲み「力とケア」についてのMIND & LIFE DIALOGUEMIND AND LIFEはあれこれが開催されます。その模様は、日本時間の16:30よりインターネットにて中継されます。 「歴史 […]
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ダライ・ラマ法王
2016.07.26
ダライ・ラマ法王ラダックご到着
ダライ・ラマ法王は7月25日、ダラムサラを出発されてラダックに無事にご到着なされました。 ラダックではティクセ僧院に、8月12日・13日と法話会が開催されます。8月12日にはアティーシャの著作された『菩提道灯論』、ナーガールジュナの『菩提心釈』、13日には法王に対する長寿祈願の供 […]
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2016.07.17
仏教論理学が生きた伝統として存在しているということ
チベット仏教の僧院には、ちいさな子どもの僧侶たちが沢山いる。彼らは日本ではまだ小学生程度の年齢で親元を離れて僧院のなかで生活をする。僧侶となった子どもたちは、実家に帰れば一番の上座に席が設けられ、釈尊の教えを護り実践する者として扱われるようになる。チベットの社会において僧侶である […]
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グンタンリンポチェ
2016.07.12
無常修習法
吉楽の空界の彼方より 教化のため示した仏身は雲となり 甚深広大なる法雨を降らし給へる 彼の尊師たち頂礼致します ひとたび得たこのゆとりと恵みを 何も活用せず浪費して過ごしてきた いま解脱の道を進む時は迫っている それ故にこそ前進への鋼を手にせよ 今年今月現れくる すべての所業を成 […]
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ダライ・ラマ法王
広島国際平和会議2006
2016.07.07
普遍的責任感とは何か
基調講演:ダライ・ラマ法王テンジン・ギャツォ まず二人のノーベル平和賞受賞者に崇敬の念を表したいと思います。 ご存知の通り、ツツ大主教は宗教家にして偉大な実践者であるのみでなく、平和と非暴力のためにその人生を捧げてきた方です。同じく、ベティ・ウィリアムズ氏もその生涯を平和のために […]
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シャーンティデーヴァ
2016.05.10
入菩薩行論・抜粋訳
以下のシャーンティデーヴァの『入菩薩行論』の抜粋は、ゲン・ロサンが1日で終わる法話会のために大切な所を抜粋してくださったものです。ゲン・ロサンの素晴らしい解説は録音してありますので、今後その翻訳は徐々に公開したいと思います。また翻訳も修正すべきところがありますが、ゲン・ロサンの教 […]
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ダライ・ラマ法王
2016.04.29
心は無限に発展する可能性をもっている。
仏教というものは、主に心でするものである。 行動や言動を制御し変革もたらすその主体は心にほかならない。心はさまざまな形をとって現れる。言動と心の活動を比較すれば、心の活動の方がはるかに広範囲にわたっている。もちろん一般的に身体的活動も様々あるが、それらの源は心にほかならない。 ま […]