文殊師利大乗仏教会
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水の教え
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キーワード: 水の教え
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『水の教え』を読む
2020.05.06
すべての心は澄明な清流のように発光し生命の恵みをもたらしている
賢者は身分の上下や貧富など どんな境涯でも本性は変わらない 河は流れる場所で寒暖があろうとも 湿って濡れた本性を何故捨てようか 42 人が境涯というものには、さまざまな変化がある。時には特権階級や地位が高くなることもあるが、冷遇され、地位が低い時もある。経済的にも豊かな時もあれば […]
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『水の教え』を読む
2020.05.05
仏教とは先天的な犯罪者のための再犯防止を目指した更生保護プログラムである
犯罪者はたとえ更生しても 僅かなことで再犯してしまう 小さな流れがどんなに変わろうとも 元の大きな流れへと戻っていくように 41 本偈は悪業からの更生が如何に困難であるかを説くものである。悪業・罪業と犯罪や違法行為は若干質的には異なっているが、その両者を対照して考えてみると、悪業 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.04
荒ぶれ者に批判される者にならないために
荒ぶれ者にすら批判される者を 賢者たちが信頼することはない 水面の月に惑わされた雁は 昼でも蓮根を食べようとしない 40 素行が不良な人たちにも批判されるような素行の悪い者がいる。たとえば暴力団の幹部たちからみた街のチンピラやポン引きなどがそうであろう。そのような程度の低い人間は […]
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『水の教え』を読む
2020.05.03
狂った仙人が入水自殺を図った河の流域
悪しき者の仕業のひとつひとつが 広大な地域をも破壊してしまう 荒れる狂った仙人が飛び込んだので 徙多の流域は百分と知られるように 39 南瞻部洲の中心には、黄金を自性とする大地があり、その上には菩薩がそこで金剛喩定をして成仏するための金剛座がある。すべての仏がそこにおいて、成仏し […]
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『水の教え』を読む
2020.05.02
本来私たちの周囲は善意の仕業に満ちている
無愧な人たちを助けても 用事が済めば忘れられる 河の向こうに渡れれば 乗った船には見向きもしない 38 無慚・無愧というのは、心所法のなかでは随煩悩に属する。随煩悩とは、貪・瞋・慢・無明・見・疑の六つの根本煩悩に付随して起こっている、もしくはその一部たるものであるので、「随煩悩」 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.01
他者に惑わされることもない閑雅な静物のように
勝れた者たちは危害を加えられるとも 怒ることもせずに閑雅に過ごすのだろう 沸騰する呪文をかけられた水は 熱湯を加えても冷たいままである 37 ここで「沸騰する呪文」というのは、熱さなくても呪文をかけただけで水が沸騰するようになるような呪文のことである。そのような呪文をかけられた水 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.30
取扱要注意の気難しい人との付き合い方
下劣な者を重用しようとも 恩義も知らずに憤りさえする どんなに冷たい水をかけるとも 生石灰は反応し発熱するだけである 36 品格で高潔で礼儀正しい人に対して、敬意をもってきちんと接することは自らの品位を高めてくれるし、良い効果が期待できるのは当たり前である。しかしながら常に殺生を […]
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『水の教え』を読む
2020.04.29
情報操作された既製品が生み出した功罪
劣った者たちはすぐに悦ぶだろう その悦びをもすぐに翻すのである 遠くへとは流れない小さなせせらぎは 時に川幅や嵩を増すともそれは一瞬である 35 卑近で目先のことしか視界に入らない人がいる。私たちを取り囲んでいるこのすべての出来事は、実はそれほど驚くべきものでもない。そして特段目 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.28
大海に泳ぐ亀の話に耳を傾けられるか
巨大な国土を見たこともない 辺境の愚者は自国が大きく見える 井戸の水を自慢している亀は 大海の話で死んでしまうのである 34 井の中の蛙というのと同趣旨のものであり、小さくて狭い場所に住んでおり、外側の世界を知らない者は、自分のいる場所がすばらしくよいものであると過大評価している […]
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『水の教え』を読む
2020.04.27
大海の波のように気高い小さなせせらぎのように
悪しき種族を僅かに得ていても 王族のように気高くあればよい 険しい崖を流れるせせらぎも 大海の波のように轟いている 33 六道輪廻における転生というのは、人が人に生まれるということではない。私たちはいま人として生まれているが、ここで死を迎え、次に生まれた瞬間に、視界もはっきりとし […]
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『水の教え』を読む
2020.04.26
臆病で慎重であるという美しさ
弱々しいのに粋がると 危険な崖へと落ちてゆく 水では暴れて泳げる魚でも 乾いた大地では死んでしまう 32 我々は自分のことを過大評価してしまう傾向にある。しかるに出来るだけ、そのような慢心を捨てて控えめに暮らすということが大切である。もしも自分には大した能力もなく、精神的にも臆病 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.25
他人に迷惑をかけてしまった女神ガンガー
傲慢で乱暴な者に対しては 無関係な人でさえ敵視する 高慢で迷惑だったガンガーも ジャフヌの怒りで一気に飲み干された 31 本偈は品のある高潔な振る舞いをしていなければ、いつの間にか多くの敵を作ってしまうことを説いてる。直接には全く関係がない人たちのなかでも、奢り昂った行は好ましく […]
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『水の教え』を読む
2020.04.24
すべての者たちが集う妙えなる交響曲
知性があり善良なる人のもとへ 上中下のすべての者たちが集う 安全な津梁のある池のなかへ 人はみな歓び進んでゆくように 30 釈尊が説法をすると様々な衆生たちが自然に集ってくる。本偈では安全な桟橋や渡し津梁がある池には誰しもが入りやすいというが、チベットでは池は田畑のための貯水池と […]
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『水の教え』を読む
2020.04.23
厳格で顰面の拈華微笑
悪友の娼婦の妖しい微笑より 武骨で乱暴な顰面は吉である 春の薄雲がどんなに白くとも 黒い雨雲の方が農民を益する 29 真実や善業というのは真摯にして厳格な面持ちをしているものである。真実は時に人々にとっては恐怖であり、善業は多くの人々に取っては時には堅苦しいものである。これに対し […]
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『水の教え』を読む
2020.04.22
毒水を浴びるように呑み干す悪友たち
付き合えば善行が増えるか減るのか それが善友か悪友なのかの違いである 透き通った冷たい同じ水であろうとも 利害により薬水と毒水があるように 28 チベットの諺には「盗人に従えば盗みを知る。法に従えば法を知る」というのがある。善業を行う仲間を善友といい、悪業を行う友を仲間を悪友とい […]
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『水の教え』を読む
2020.04.21
一目散に逃げ出すウサギたちにならないために
賢い者は真偽を分析するだろう 愚かな者は聞いた噂で翻弄される 水にチャルと音がするだけで 山林の獣の殆どが逃げ出したように 27 昔ある森の中にベールの樹が生えており、池のほとりに六匹の兎が住んでいた。兎たちはいつもその池に水を飲みにいっていたが、あるときベールの果実が大きく実り […]
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『水の教え』を読む
2020.04.20
耳が薄い人とは仲良くなれない
流されやすい人は仲良くしようとも すぐに不和になり離れていくだろう 水と乳はいくら一体に混ざっても 雁の嘴で分けることができるように 26 水と乳は親和性が高く、混ざり合って一体になりやすい。「水乳の如く和合している」という表現は古来仏典の表現のひとつとして親しまれている。本偈で […]
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『水の教え』を読む
2020.04.19
人間を信頼してしまった雁の王のものがたり
親しくない人と付き合いはじめる時 信頼し過ぎて危険に陥ることもある 菩薩であった雁の王と雁の大臣も 新しい湖では罠に架けられたように 25 昔釈尊は、マーナサ(如意)という名前の湖に、ドゥリタラーシュトラ(護国)という名前の雁の王として生まれていた。この雁の王国には、正しいことと […]
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『水の教え』を読む
2020.04.17
すべての衆生が無症状だが、致死率100%の感染症陽性患者である
重要で高位の者に仕えるのは栄誉である しかし同時にそれ以上の危険の源でもある 大海というこの数えきれない宝石の源は 同時に巨大で恐ろしい猛獣の棲家でもある 24 本偈は現世利益のひとつである知名度・権力・高評価というものの危険性を説くものである。世間における知名度が上がり、社会的 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.16
如意宝珠のある海岸へ集うものたち
慈しみのある饒益し得る者 彼のもとにすべての人は集う 如意宝珠が有るその海辺へ すべての衆生が押し寄せるように 23 チベットの伝記文献には、蜜蜂が集まるように求法の徒が増えてゆく、という表現がある。これは偉大なる僧侶が中心となって僧院が巨大化していく過程を表現するものであるが、 […]
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