文殊師利大乗仏教会
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本日の教え
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キーワード: 本日の教え
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釈尊の行状とその教法
2021.05.29
法輪とは
如来の言葉を、その発生時期を通じて分類すれば、まずは法輪というのは何かということを考え、その上で三転法輪の転法輪のそれぞれが一体如何なるものなのか、ということを説明しよう。 まずは法輪とは何か、ということを考えるためには、法輪の定義、何故「法輪」と呼ばれるのか、法輪の分類としてど […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.28
仏説とは
如来の言葉(*वचस्, གསུང་)のことは、仏説・仏語・仏言などと様々な術語で呼ばれているが、そもそも如来のことばというのは如何なるものであろうか。 如来の言葉や仏説とは、まず法と呼ばれるに相応しいものと関係したものを表現対象をとしているものである。そして、欲界・色界・無色界 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.27
正法とは
釈尊の行状とは、仏教の開祖である釈迦牟尼如来がこの地上で如何なる活動をされたのか、ということを示すものであるが、如来の活動の中心は衆生に説法をする、ということであり、私たち仏教徒にとって仏法こそが最も重要な関心事であり、知らなくてはならないものの中心であり、同時にそれは仏法僧の三 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.26
涅槃示現
釈尊は大乗と小乗の法輪を無数に転じられて、無数の神々と人間たちを教化されたので、御歳80歳の丑年には、釈尊に退散させられて以来活動休止状態になっていた魔王が、もう充分仕事もなさったので、そろそろどうか涅槃してもらえないだろうか、と打診してきた。釈尊は、ご自身が教化しなくてはならな […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.25
転法輪
釈尊は、36歳の4月15日に成道の相を示され、最初の週は菩提樹の下にそのまま留まられていた。そして第二週には三千大世界の端まで歩いて行かれたが、第三週には再び戻られて菩提樹を瞬きせずに凝視されていらっしゃった。 第四週目には東の海と西の海の端から端まで歩いて行かれた。菩提樹の下で […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.24
成道示現
四月十五日の未明に、魔の大軍を退散させた後、釈尊は四禅を成就して、初夜において、天眼通を得てすべての衆生がいま如何なる業によってそこに生まれ、そこで如何なる業によってどのような暮らしをしているのかのすべてを見渡すことができる天眼通による智見明(jñānadarśanavidyā) […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.23
降魔
釈尊は、無上菩提を得るまではこの座から決して起き上がるまい、と決意し、坐につかれると十方の菩薩たちがこれを祝福しにやってきて、十方の如来たちは、釈尊が人間の肉体をもちながら、これから成道される、と宣言した。欲界に君臨する、ならず者たちは、これを聞き、釈尊が菩提への道に至るのを邪魔 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.22
入菩提道場
4月14日の午前にナイランジャラー河の畔の村でスジャータによる乳粥の接待を受け、そのまま釈尊はこれから魔を退けて現等覚しようと決意されて「菩提の場」(ボーディマンダ)へと進まれた。その一歩一歩の歩みは、最高に優美であり、無垢であり、大地を響かせ、山をも振動させ、これまでにこの世界 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.21
苦行精進
釈尊は29歳の7月8日にカピラヴァストゥを去り、出家して乞食の沙門となった。そこから苦行に入るまで3ヶ月間は各地を托鉢しながら遊行していった。 ヴァイシャーリーの仙人たちの地と呼ばれるところで、当時様々な方法で様々な苦行を実践し修行者たちが暮らしていた。そのなかでもアーラーダ・カ […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.20
四門出遊
出家への要請 釈尊はシダールタ王子として結婚し皇位継承者を授かり、将来の王としてなすべきことの全てを達成した。しかしこれはあくまでも在家の王としての役割であって、ここに生まれてきたのは王となるべく人物として為すべきことを為していくことではない。ここに生まれてきたのは仏になるとはど […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.19
成婚
皇太子妃の条件 釈尊はある日、農村を家来の誰も同伴せずに、ジャンプ樹のもとで座禅をして第四静慮まで到達してそのままその禅定に留まっておられた。他の国の仙人たちや誰にも邪魔することができず、その姿は帝釈天や梵天を圧倒するほどであった。釈尊がなかなか城に帰ってこないので、浄飯王は心配 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.18
学芸遊戯
仏教の指導者として活動するためには、少なくとも世間の学問に通じていることも極めて大切なことである。『大乗荘厳経論』では菩薩は内明・声明・因明・医明・工巧明よりなる五明に通じていなければ仏になれないと説いているし、この世に生まれてきたすべての人間が人間がこれまで築き上げてきた文明に […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.17
降誕
釈尊は兜率天より母君である摩耶夫人の胎内の宮殿に十ヶ月間おられたが、兜率天から白象の姿で右腋の下から入られたその時すぐに生後六ヶ月程度の姿へと変化された。これは通常の一般の結生相続の過程はスキップしたということであり、通常胎生の衆生であれば母胎に結生相続してから徐々に眼や耳や手足 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.16
入胎
静謐な時のなか、地上は滑らかになった。宮殿のなかには尖ったものがなくなり、何かが刺さって痛みを味わうこともない。大理石の床に転がっている小さな尖ったものを踏んでしまうこともない。どこにいっても釘や棘のある草木が落ちていることもない。部屋を歩こうとも回廊を歩こうとも、いつも素足で安 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.15
降兜率
釈尊はいまより遥か昔にすべての衆生の苦しみを解放するために、自分自身がブッダになり、どのようにしたら私たちが苦しみから解放されるのかを教えるで衆生を利益せんと菩提心を起こされた後、三阿僧祇劫もの期間、資糧を積集してすべての煩悩と知性の障害を克服され、色究竟密厳浄土にて現等覚されて […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.14
現等覚
現在賢劫如来のなかで、地上に降臨される四番目が釈尊で、その前任者は迦葉仏である。五番目に降臨されるのは弥勒仏であるが、これらすべての如来はこの地上、すなわち閻浮提へと降臨される直前は、欲界の兜率天の宮殿で神々に説法をされている。 三阿僧祇劫の最後に釈尊は迦葉仏に師事し三十二相八十 […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.13
資糧積集
釈尊が、すべての衆生を苦しみから解放するために、仏の境地を実現しようと決意した、釈尊の最初の発心がどのように起こったのか、ということを前回は簡単に見たが、その時からいま私たちが学んでいる仏教を説かれた釈尊がインドに2500年前に降臨するまでは、非常に長い時間が経過している、という […]
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釈尊の行状とその教法
2021.05.12
初菩提心
私たち仏教に関わるすべての人間は、いまから2500年前にインドで釈尊が説かれたブッダの教えに何らかの形で関わっている者である。「仏教」とは「釈尊の教え」のことであり、「仏教」に対する信仰をもっているかどうかに関わらず、「仏教」のことを耳にしたことのない人はいないであろうし、「釈尊 […]
参学への道標
2021.04.26
適切な食事や睡眠の分量を知る
貯えやしがらみに溺れて見通しもない 食事や睡眠の適量すらも明白に分からない 過剰な摂取や睡眠の悪意に惚け耽溺して 外出しては四方山の噂に気を取られている 棄てるべき類を成すべきものと違わぬよう いざ 17 仏教を学ぶということは極めて私的な営みにほかならない。それは自身の行動、言 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.04.14
釈尊が五蘊・十二処・十八界を教えた意向を知る
また所知の分類には蘊と処と界とがある。 15 私たちが知るべきもの、知ろうとしているものには、集合して組成されているものかどうか、無常なものかどうか、ということで事物と常住者に分けることができ、それは有為法と無為法にあたり、それらがどのようなものなのか、ということをここまでで見て […]
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