文殊師利大乗仏教会
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本日の教え
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キーワード: 本日の教え
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.08.02
確定してゆかねばならない規定の全体
確定してゆかねばならない規定は 実体法と抽象法 対立者と関係者 普遍と特殊 定義と所定義 因果 有と無の証解 肯定・否定の反定 肯定否定遍充、否定基体 計算法 先後拘束法 循環式の十三項目である。 本書は、有法という分類の基盤となるものが何であり、それを分類すれば、有為法・無為法 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.07.25
悪業・無記・積み重ねるもの
身口意の不善は十あり、 煩悩障と所知障の二障、 見道・修道所断の二所断等、 これらは雑染不善品である。 有覆・無覆が無記であり、 個々に分ければ無数にある。 最初の句は、現行版の本文には「身口意の善は十」とあるが、前掲の訳にもあるようにすでに十善については言及しているので、ここで […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.07.24
衆生利益のため精進すべき善の全体像
清浄善品には、身語意の十善、三の福業事がある。 道品には三五、十五、菩提道品は三十七、 波羅蜜は六・十、共不共の功徳がある。 法蘊は八万四千、教説は十二部、蔵は経律論の三蔵、 作・行・瑜伽・無上、これが秘密真言特羅部である。 成熟させる瓶灌頂等の四種灌頂があり、 解脱させる生起・ […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.07.20
対象の分類法である善悪の基準を知る
また善等の三種が有る。 仏教を知るということは法を知るということである。法を知るということは、その法が如何なるものであるのかを知ることであり、法を知ることで、法を弁別できるようになり、法を別の法であると見誤って誤解しなければ、誤解や偏見を重ねて様々な問題を増大させていくこともない […]
参学への道標
2022.05.10
宝島への参道案内として
甚深広大な数多の聖典という大海より 清浄なる聞法の妙宝を掬い上げるため 如何に為すべきかを説いたこの眼薬で 解脱を求めるすべての人の眼が開けて 一切相智の栄光を享受できますように 38 〔奥書〕以上が『顕密の聖典を如何に学習するのかということに関する教誡・宝島への参道案内』と題す […]
参学への道標
2022.05.09
如来の学校の生徒として
法の根幹にあるもの それは善悪の意志である 法の門戸を開くもの それは清浄な聞法である 法へ至っていること 現象への執着を捨てること 法の核心にあるもの 方便と智慧の両立こそにある 法を法のあるがまま 如実に行じてゆきなさい いざ 37 本詩篇『顕教と密教の仏典の学習法の教訓・宝 […]
参学への道標
2022.05.08
巡りめぐり清らかな輪をつくって
四輪具足の賢きこの所依を得たいまこそが 生の輪へ繋いでいるものを断つべきである 三輪を巡らせて論破してゆくだけではなく 三輪の法輪の意図するものを見出してゆき 三輪清浄の修行者であろうとしていきなさい いざ 36 本偈は各行に「輪」(コル)という言葉を繰り返し表現しているが、この […]
参学への道標
2022.05.07
如来からいただいた手綱を手に
駆け抜ける方へ 手綱をとるように はじめは ひとつふたつ そしてすべてが 有の方へと逸れゆくこの心という暴れ馬を 落ち着かせて乗りこなす術となっていくように 聴聞や思索が心を変革する法となるように いざ 35 馬に乗って行きたいところに駆け抜けてゆく時には、手綱を調整しながら進ん […]
参学への道標
2022.05.06
総合的であることの大切さ
深遠な境地であると礼讃するだけで満足せずに 六人の荘厳 二人の最勝者 大成就者の全員を 各自の著書の審判に迎えながら顕密のすべてを 顕彰なされている第二の勝者のこの賢き流儀へと 心のすべてを一つにして全体を掴んでいきなさい いざ 33 宗教というのは総合的なものである。それは世間 […]
参学への道標
2022.05.04
不器用で頑固者であるということ
文殊菩薩が日々教化されたことにより 勝者の密意のすべてを現観し給われた 勝者ロサンすらも語られない新解釈は 夜中に妖怪が畑仕事をする如きものである 利益よりも損害が多いので堅く慎みなさい いざ 32 仏教を学ぶ、ということは、いまから2500年前にインドで釈尊が説かれた教えを学ぶ […]
参学への道標
2022.05.03
逃げ出さないで調べてみる
殊更に思想が汚れてしまったこの時代には 命題を提唱するだけで学者と驕った人々が 未曽有の新説と称し偽情報を流布している それでも徳の少ない人の耳には入ってゆく 兎はチェルの音から逃げ出してはならない いざ 32 湖や池がたくさんある森があった。森の中には草食動物や肉食動物、さまざ […]
参学への道標
2022.04.28
大地に根を深く張り巡らせた大樹となるために
真言聖典を聞思することが目指すものとは すべての勝者が一同に意趣された定説たる すべての悉地が三昧耶の遵守を根幹とする このことに揺るぎない確信を築くためである 真の目的を決して見失うことがないように いざ 31 大地に根を張っている樹々は、誰にも気づかれはしないが、いつも根の部 […]
JAPAN
2022.03.10
世界平和のために、いま私たちにできること
本日3月10日はチベット民族蜂起記念日です。この「チベット民族蜂起記念日」とはどのようなものなのか、ということについて昨日急遽ダライ・ラマ法王日本代表部のツェワン・ギャルポ・アルヤ代表、早稲田大学の石濱裕美子教授、そしてゴペル・リンポチェの御三方にインタビューを行いました。 その […]
参学への道標
2021.12.22
密教の修法は現世利益のためだけのものではない
この秘密真言すら目先の厄災消除の道とし 福寿長命 資産増大 権勢繁栄 享楽など 現世利益のためだけの道具としてしまえば 最勝の大地を栴檀の灰土と化すのに等しい 仏法により悪趣を成就するのをやめなさい いざ 30 秘密真言乗は、波羅蜜乗に比べ利験が速やかに現実化し、衆生済度のために […]
参学への道標
2021.12.15
末流の情報ではなく、本流の原典を所依とする
大秘密怛特羅王の数多の妙薬を調合し 集約したのが生起・究竟次第等である それ故にこそ偉大なる原典を軽視して 口伝だけを嗜好するのは本流ではない しかるに根本原典と釈とを合わせつつ 怛特羅の義を求めていきなさい いざ 29 仏教を学ぶということは、釈尊が私たちすべての衆生が幸福にな […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.12.09
華咲き乱れる一切法の分類
これにはまた三性なるものがあり、 遍計所執・依他起・円成実がある。 また世俗諦・勝義諦という二諦がある。 さらにまた自相・共相の二つに分かれ、 言葉の直接の対象であるものかどうか、 類似し共通しているものなのかどうか、 有漏か無漏か等の二つに分かれている。 所知などの一切法をどの […]
参学への道標
2021.12.08
悠久の道を進んでいくための道筋
共道の修学をまず先にすることなく 仏典の意味を見つめる眼は開かない 儀軌の次第の唱え方を学ぶだけでは 秘密真言に列す徒となることもない 教法を次第に則り学んでいきなさい いざ 28 仏道を学んでいくということは簡単なことではない。それには決死の覚悟が必要であり、死してなおその修学 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.11.05
そこからすべての現象は起こってくる
処には十二種あり、 外の色等の六外処と、 内の眼等の六内処がある。 十二処とは対象とそれを捉える感官とで一切法を区別したものであり、対象とされるものを「外処」と呼び、それを対象とするものを「内処」という。対象には六境があり、色処・声処・香処・味処・触処・法処の六外処があり、それを […]
参学への道標
2021.11.04
魔物たちと闘う、如来の軍勢の一員としての自覚
濁世の知性と功徳は劣悪である故 守護尊や本尊や護法尊に一心にて 祈願・礼拝・曼荼羅供などにより 資糧を積集して強く罪障を消除し 福田の力を後方から支援しなさい いざ 27 認識論と論理学、般若経の注釈の伝統、中観思想、阿毘達磨学、戒律学といった五大聖典を総合的に学習する顕教に加え […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.10.18
十八界とふたつの眼
内外の界は十八あり、 外の色界などの六界、 内の眼界などの六界、 眼識界などの六界がある。 一切法を有為法・無為法に分けたうち、有為法は五蘊に分類できるが、無為法を含む一切法を分類する時に、知の対象となる色界・声界・香界・味界・触界・法界の六界(六境)と、それら享受する感官である […]
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