文殊師利大乗仏教会
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本日の教え
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キーワード: 本日の教え
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本日のことば
2022.11.16
布施と布施の功徳を正しく理解する
ちいさなニヤグローダの種も成長して 枝葉を拡げて大きな木蔭をつくりだす ひとかけらの食べものを施すだけでも その結果 転輪聖王となれるのである 17 善業であれ、悪業であれ、どんなにちいさなことであっても、それは大いなる幸福や不幸をつくりだすことができるものである。たとえばニヤグ […]
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本日のことば
2022.10.09
いかなる活動も無駄になることはない
はじまりもなく積んできた業は 百劫経ったとしても消滅しない 何千年も乾いていた多羅の実も 水気があるのならば芽を生やす 16 私たちは毎日さまざまに動いている。何かの動きをするために意志ははたらき、思惑通りにならないとしても、何かその動きの結果を追い求めて生きている。他者に好意的 […]
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本日のことば
2022.09.27
結果の如何はその原因に因っている
芽が毒か薬なのかに対応しない 果実を結ぶものなどは何も無い 業もまた善不善に対応してない 別の果が起きるのはあり得ない 15 自分たちが幸せになりたい、いま住んでいる自分の周りの人がもっと好ましい人間であってほしい、いまのこの社会や周りの環境がもっとよくなって欲しい、そう望む限り […]
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本日のことば
2022.09.25
三宝に帰依する正しい仏教徒が心がけること
根の腐った木に寄りかかるのは 愚ろかであることの証拠である 自ら輪廻に沈んでいく者たちに 帰依して何と迷ってしまうとは 14 解脱と一切相智を求める仏教徒が帰依すべき対象は、仏法僧の三宝だけであって、それ以外の対象を帰依の対象としてすべきではない。梵天や自在天といった世間の神々、 […]
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本日のことば
2022.09.25
三帰依という知性の大木に
三宝に帰依しているなら 生存と寂静の破滅はない 大木に登っているならば 猛獣でも手出しできない 13 心から仏法僧の三宝に帰依しているのかどうかは、私たちが「仏教徒」なのかどうかを分ける基準である。伝統的に仏教文化が残っている日本のような国では、自分たちは仏教徒であると思っており […]
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本日のことば
2022.09.19
毒性があっても出来ることはある
不善が尽きていないその限り 何度も苦を経験せねばならない 毒の種子が存在するその限り 毒の実が生えるのは必然である 12 木の実は何でも食べることができる訳ではない。できたての青梅の実を間違って何個も食べると中毒症状を起こすことも多く、特に未成熟の幼い子どもの場合には、中毒症状は […]
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本日のことば
2022.09.15
疲れない処刑人の処刑を待っているということ
木を切り倒して切り分けて小刻みにする 木樵の人たちでさえすぐに疲れてしまう そんな仕事を何劫も続けているのに 地獄の処刑人が疲れることなどはない 11 私たちがここで死んでゆき、地獄や餓鬼や畜生へ生まれてしまうのならば、自分たちが現在行なってきている罪業の積み重ねによって強烈な悪 […]
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本日のことば
2022.09.13
もう戻れない別れの意味を感じて
長くついていた葉も落ちるなら もう一度元へと戻ることもない どんなに親しく共に過ごしても いつか永遠に別れることとなる 10 私たちは一人でここに生まれてきて、一人ここで死んでゆく。出逢いがあれば、別れがあり、どんな素晴らしい出逢いでも、それは別れの時を迎えなくてはならない。落葉 […]
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本日のことば
2022.09.10
移ろいゆく時に立つ樹のように
彩りを変え花開き 実を結ぶ ひとつの樹ですら時は移ろう 生まれ老い病んで死んでゆく この舞は刻一刻変化している 9 仏教を実践するための暇とゆとりに恵まれた有暇具足の人身を得ていても、この生をいま活用しなければ、ここに永遠に留ることができるようなものではない。すべては移ろいゆき、 […]
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本日のことば
2022.09.09
毒ではなく甘い果実を
この恵みとゆとりを活かさなければ 畜生に生まれてきたのと変わらない マンゴーの果実を収穫しないのなら ただの漆の木と何も変わりはしない 8 マンゴー(菴摩羅)の果実が獲れるマンゴーの樹はウルシ科に属する樹木である。ウルシ科の樹木には、マンゴーやピスタチオやカシューナッツなどの食用 […]
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本日のことば
2022.08.31
マラヤ山の白檀のように薫る私たち
この世界の最勝なる大地には ただ 純白の栴檀が生えていることもある 百にひとつの可能性としては ただ 有暇具足の所依も排除されていない 7 この世界のなかには最勝なる山であるマラヤ山(摩羅耶山・牛頭山)という山があり、その麓には、純白色をした栴檀の樹が生えており、この栴檀のことを […]
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本日のことば
2022.08.29
棘や毒は不要なものである
棘があるものや毒がある樹木など 必要ないのにこの地上には溢れている ゆとりがなく悪趣へ生まれた者は この大地の砂の数のように無数にいる 6 私たちはいま仏道修行をするのに相応しいゆとりのある環境に生まれている。このゆとりは八つに分類できるものであり、それを総合すると「八有暇」とい […]
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本日のことば
2022.08.28
新芽と水滴
信心をもち 人柄もよいのなら ほんの一句でさえも活用できる 初々しくまだちいさな新芽でも 一粒の水滴で大きく育っていく 5 きちんとした指導者につき、ちゃんと学ぶためには、私たち弟子の方もよい学生、よい弟子であろうとすることが大切である。正しい弟子であるためには、偏見や主義・主張 […]
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本日のことば
2022.08.27
畏敬の念がこそが人を成長させる
善友を尊敬することができない人は 百の本典を知ろうとも活用できない 枯れている木に百年に水をやろうと この天地では葉をつけることもない 4 何かを学ぶため、きちんとした指導者につき、ちゃんと学ぶためには、私たち弟子の方もよい学生、よい弟子であろうとすることが大切である。正しい弟子 […]
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本日のことば
2022.08.25
すべての願いを叶えてくれる樹木の王のように
如意樹へと願いをかけておけば 欲しいものはすべて降ってくる 勝れた善知識に師事していれば 善き資糧は自然に成就している 3 カダム派の祖ポトワは、これまでずっと地獄や畜生などで迷い続けてきた人間が、いきなりこの人間の境涯に生まれてきて、その生まれたばかりの状態では、これからどうし […]
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本日のことば
2022.08.18
木漏れ日の射す劇場で
現象を暗示であると見えている 瑜伽行者には教示が満ちている 深い森のなか舞台へと列をなす 木の葉たちは踊りつづけている 2 深い森のなかを歩いていくと、少しだけ開けた場所へと辿りつく。そこはよく陽が当たる場所であり、見渡しも良く、空の面積も広い。木漏れ日だけしか浴びていない時には […]
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本日のことば
2022.08.17
巨大な樹木のような
大宝のような心は根を張り巡らせる 壮大な二つの資糧が枝を広げている 三身の果実がよく実って垂れている 仏 大木のような君を私は礼拝する 1 深い森のなかを歩いていくと巨大な樹に出逢うことがある。砂漠化した荒野を歩いていくと巨大な樹に出逢うことがある。最初は遠くからそれを見かけただ […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.08.12
実体法に関するさまざまな遍充関係
ある基体が有るならばその有の証解、 無い場合にはその無の証解のすべて、 その対立とその別異者のそのすべて、 否定基体をもつ法である場合には、 所遍・関係者・依存者のすべて、 事物であれば因・果のそのすべて、 それがそれ自体たる諸法である場合は その抽象との対立者は残りなくすべて、 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.08.03
汝は汝であり、汝でないものは汝ではない。
この実体法というものとそれに準ずるものは、 汝は汝であり、汝でないものは汝ではない。 自体である抽象法とそれに準ずるものは、 汝は汝であり、汝でないものも汝である。 自体でない抽象法とそれに準ずるものとは、 汝は汝でなく、汝ではなくとも汝ではない、 このような特殊法が継続するもの […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2022.08.02
確定してゆかねばならない規定の全体
確定してゆかねばならない規定は 実体法と抽象法 対立者と関係者 普遍と特殊 定義と所定義 因果 有と無の証解 肯定・否定の反定 肯定否定遍充、否定基体 計算法 先後拘束法 循環式の十三項目である。 本書は、有法という分類の基盤となるものが何であり、それを分類すれば、有為法・無為法 […]
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