文殊師利大乗仏教会
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本日の教え
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キーワード: 本日の教え
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.04.14
釈尊が五蘊・十二処・十八界を教えた意向を知る
また所知の分類には蘊と処と界とがある。 15 私たちが知るべきもの、知ろうとしているものには、集合して組成されているものかどうか、無常なものかどうか、ということで事物と常住者に分けることができ、それは有為法と無為法にあたり、それらがどのようなものなのか、ということをここまでで見て […]
参学への道標
2021.04.13
稀有なる法流に与り、死を越えて精進していくということ
食べるのも忘れてしまう精進をはじめている 入門した直後から解脱の境地を目指している 三日後より先はないと放漫に過ごしてしまい そんな調子では実ってゆくものなど何もない 精進を河が流れるよう絶えず堅固としなさい いざ 16 仏教を学ぶということは簡単で短い期間で終わるようなことでは […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.04.04
物質でも精神でもないもの
不相応行には 得・非得・同分と 二定・命・生住異滅 名身等の十四がある。 14 すべての存在を常住なものと無常なものに分類し、無常なものを現象や事物と呼ぶが、この事物を分類すると、物質か精神かそれ以外のものであるとの三つに分類可能である。物質と精神についてはすでに説かれており、こ […]
参学への道標
2021.03.30
菩提心という馬に乗っている賢者の輝き
雑染と清浄の法への出処進退へと通暁して 群衆の中心にいる賢者とならんと思うなら いまの楽しく食べて飲んで眠ることだけに 執われたこの快適な暮らしでは実現しない 苦しくも辛い生活に耐えなくてはならない いざ 15 仏教を学ぶぼうとする、ということは、いまのこの生涯だけではなく、来世 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.03.27
求めるものに欺かれず正しく知るということ
知には量と非量の二つがある 量にも現量・比量の二つがある 感官・意・自己認証・瑜伽とで 現量は四種であると主張する 比量は事実・言明・確信の三種ある 無理解と誤解と疑念という 非量の知にも三つほどある 13 知とは「対象を明らかにし知るもの」と定義され、闇のなかで燈明が静かに発光 […]
参学への道標
2021.03.19
経文の意味を全身全霊で徹底的に考える
どれだけ多く経文を覚え諷誦しても 意味を考えず形だけ読経しただけで 鸚鵡が何度も声に出すのと同じなら 説かれたことへの増益を断じ得ない 意味を詳細に分析して検討しなさい いざ 14 「善き言葉を口にし、善き意味を心にもちなさい」「言葉に依らず、意味に依りなさい」これらは仏典のこと […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.03.13
すべての感覚が拠り所としているものとは
内部の対象とは、眼等の五つである。 12 物質には、外部物質・内部物質があるうち、その内部物質には、眼・耳・鼻・舌・身の五つがある、ということをここでは述べている。眼・耳・鼻・舌・身は、眼根・耳根・鼻根・舌根・身根、あるいは眼界・耳界・鼻界・舌界・身界と同義であり、それらは眼識・ […]
参学への道標
2021.03.08
何故私たちは経典の文言を暗記しておかなくてはならないのか
意味の老師は文章の杖に依っている しかるに経文を記憶し受持しようとせず 経典を読むだけや小声で朗読するだけで 日々を過ごしても何の役にも立ちはしない 経文を記憶し 諷誦するよう学びなさい いざ 13 私たちには、宝物のように大切にしておきたい言葉というものがある。その言葉を聞いた […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.02.07
触れて感じることのできるもの
触とは、地・水・火・風および 滑・渋・重・軽・冷・飢・渴の十一である。 11 触覚が対象としているものが触処であり、身根という皮下を走っている神経系の感覚の感触を分類すれば、触覚が対象に触れるだけで得られる地水火風の四大種の感触と、触覚が対象と接触している時間的変化によって得られ […]
参学への道標
2021.01.30
はじめに聞法という燈明を手にする
はじめは聞法の明かりを灯さなければ 煩悩で転生して問題を大きくするのか それを浄化し解脱の道へ向かうべきか 進退の選択すら決められず不明である 聴聞で知性の眼を清らかにせよ いざ 12 仏教は釈尊の時代から今日まで続くことばと思想の伝灯であり、仏教を学ぶということは戒・定・慧の三 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.01.24
最勝なる美味とはどんな味なのか
味は甘・醋・醎・辛・苦・淡の六種である。 10 舌識すなわち味覚が対象とするものが味処であり、これを分類すれば、甘味・醋味・醎味・辛味・苦味・淡味の六種がある。醋味とは酸味のことであり、醎味とは塩味のことであり、淡味とは味が薄いということではなく渋味のことであり、この味処の六味へ […]
参学への道標
2021.01.21
仏弟子としてスタイルを洗練させてゆく
行動を洗練すれば他者の意にも適うだろう 口数を減らすのなら傷つけも邪魔もしない 信勤念慧を日々揺らがぬものと高めてゆき 月が満ちていくように功徳も増長してゆく 身口意の三門で慎み深めていくべきである いざ 11 仏教を学ぼうとする私たちが学ぶべきこととは何かといえば、それは釈尊に […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2021.01.15
煩悩を鎮め善を活性化する薫の君
香は好悪と等不等で、 四種類へと分類できる 9 鼻識の嗅覚の対象となるもの、それが香処である。これは嗅覚器官である鼻が呼吸時に取り込んでいる四大元素を原因として知覚されている現象のことである。 香の根本分類としては、好香・悪香があり、これは好い匂いか、悪しき匂いかであるが、それを […]
参学への道標
2021.01.14
虚栄心の炎でいま燃えているものとは
増上生と決定勝 このすべての功徳の因 教説の土台 それは殊勝なこの戒である それは解脱を求めるものの生命でもある この詭詐の行から逃れるのも難しいので 表裏なくいつも戒律を護持すべきである いざ 10 無限の遠い過去からいま私たちはここに至って生きている。いま私たちは仏教を学ぼう […]
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2021.01.11
震える他者の身体、記憶に残響する言葉
声には八種のものが有る 執受している大種に由来する 有情に対する表現なのかどうか 意に沿うものかどうかで四種ある 執受してない場合もまた同じである 8 疲れて眠っている時以外、私たちは常に何か様々なものを見ているし、様々な音を聞いている。聞こえてくるすべての音は、何かの振動であり […]
参学への道標
2020.12.30
静かにてくてくと遠くへ歩いていく
師のことを敬って 秀れた人に嫉妬せず 劣った者を慈しみ 心のなかを統御する 外見は賢者にも見えない 堅物と思われる 頼まれても応えられない しかし問題はない 外面は温和なのに心が荒まないように いざ 9 何かを学ぶという姿勢は、自分が知らないこと、そして自分には至らない点が具体的 […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2020.12.26
如来の身体の色彩と輪郭を学ぶ
色には顕色・形色の二種がある。 詳しく分類すれば二十種となる。 青黄赤白、雲煙・塵霧・明暗・影光、 長短・方円・高低・正不正がそれである 7 眼識が捉えるものが色処であり、これを分類すれば、色彩である顕色と形状である形色の二種がある。これを更に細分すれば、色調たる顕色には、青黄赤 […]
参学への道標
2020.12.14
文明の進化のために洞窟に暮らす
蛮業の在家の生業に策略を巡らせて 非法行に溺れている穂頭は高く巨大である 空腹と襤褸を着用して聴聞と戒律を 生きる糧としている穂頭は低く弱小である 長期的な苦楽は決して同じではない いざ 9 今日私たちは文明社会に暮らし、未開文明の野生生活を営んでいない。それは一体何のためか、と […]
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仏教論理学概論
本日のことば
2020.12.04
物質の所在と価値という幻想
物質には外部・内部の二つがある。 外部の物質は色などの五つである。 6 知が対象領域とし得るものには、抽象と具体があり、具体である現象には、物質・精神・その両者ではないものがあり、原子の組成体たる物質を分類すれば、外部物質と内部物質に分類できる。この分類は、その物質の所在が我々の […]
参学への道標
2020.12.01
生きるために必要なものを考える
生活必需品は順縁という名ですら呼ばれている しかしそれは正法に背を向ける魔の誘惑である 過去の賢人たちは少欲知足こそを拠り所とした 貧しさに喘ぐこともなく二利の頂を極めてきた 短期的・長期的な損益を分析するがよい いざ 8 着るものも食べるものも住む家も何ひとつ持たずに、私たちは […]
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