2024.10.26
ལྷ་བབས་དུས་ཆེན་

釈尊降臨大祭

釈尊が三十三天から地上に降下した日

チベット暦9月22日にあたるこの日は「ラバプドゥーチェン」と呼ばれ、「釈尊が天界より再び降臨された日」を意味しています。

釈尊は、44歳の夏に釈尊は須弥山の上の三十三天に一度上られて夏安居をされていましたが、そこで説法をされていても人間界には聴聞できる機会がないため、多くの王や弟子たちが懇願され、釈尊はこの9月22日に、再び人間界に戻られました。この降臨大祭はこの日からその後40年間説法をなされた故事に因んでいます。もしも釈尊が三十三天から人間界に戻って来られなければ般若経を中心とした第二転法輪以降、密教を含めて多くの仏説が現在私たちには説かれることはありませんでした。ですので、三十三天から釈尊が下りてきてくださった大変ありがたい日に因み、その日から、この日を釈尊の大祭として多くの仏教徒が釈尊の教えを追念する記念の日として大祭を毎年開催しています。

本年度の法要は、翌日に大本山大聖院で怖畏金剛尊の息災護摩がありますので、大本山大聖院弥勒堂にて、インドからガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)をお迎えして修法していただく予定です。秋の紅葉のシーズンでとても過ごしやすいことが予想されますので、みなさま是非お参りいただけますようお願い申し上げます。

法要概要:

  • 法要名: 木龍歳釈尊降臨大祭・教主釈迦無如来特別供
  • 導師:
    • ゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー師
    • ガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)
  • 修法:教主釈迦牟尼如来慶讃ほか
  • 日程:チベット暦木龍歳9月22日/ 2024年11月22日(木)10:30
  • 拠所: 大本山大聖院弥勒堂
  • 供養料: 1,000円/3,000円/5,000円/8,000円/10,000円 ご自身で選択することができます

ご祈願の申し込み

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釈尊降臨大祭の由来については、以下の記事をご参照ください。

LHABAB DUCHEN →
「白壁を塗り仏たちの降臨を待つ」

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