大聖院の開山 弘法大師を通じて日本に伝えられた密教は、『大日経』『金剛頂経』といった瑜伽タントラが中心であるのに対し、チベット仏教では、中国・日本に伝わらなかった無上瑜伽タントラを中心としています。
2001年以来弊会では大聖院にてこの無上瑜伽怛タントラを中心とした儀軌に基づき、世界平和・仏法興隆を祈願する法要を行ない、特に文殊菩薩の忿怒形である怖畏金剛尊の生起次第法に基づく護摩供養をはじめとする様々な法要を行い、弥勒堂に建立したデプン大僧院の写の弥勒見度像と共に私たちの未来の幸福と安寧、そして観光客を含む仏縁を結ばれるすべての方々の発展と健康をお祈りしています。
本事業の収益のすべてはデプン・ゴマン学堂における次世代の指導者を育成する奨学事業として使用されます。