港区高輪の皇族邸の近くの静謐な住宅街の一角GOMANG HOUSEにて毎月ゴペル・リンポチェによる菩提道次第論に関する法話会を行なっています。
菩提道次第論はすべての仏教の教えをひとりの人がブッダになるための精神状態の進化の過程を述べたもので、チベット仏教ゲルク派の開祖ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパのもっとも代表的な著作です。
定例法話会では、このジェ・ツォンカパ・ロサンタクパの『菩提道次第広論』およびクンケン・ジクメワンポの『学説規定摩尼宝蔓』をひもときながら、そこに出てくる様々な仏教用語を解説しながら読み進めていっています。ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパの『菩提道次第広論』は仏教とはどのように学ぶべきことなのか、という初心者にもわかりやすい内容にはじまり、一切法無我に対する止観の詳細に至るまでが仏教の初歩から奥義までの教えが詰まっています。またクンケン・ジクメワンポの『学説規定摩尼宝蔓』では、インド仏教の毘婆沙部・経量部・唯識派・中観派といった仏教哲学の四大学派の存在論・認識論・修道論・仏陀観までのすべての思想・哲学が概説されています。
これらを伝統的などなたにでもわかりやすく、仏教の教えを学び、それをみなさまの自分の心の営みとなることを目指しています。
2019年12月1日 ジェ・ツォンカパ大師第600回大遠忌記念「ジェ・ツォンカパの人物と思想」
- 2019年12月1日(日)10:30-12:00/13:30-16:30
- 内容:ジェ・ツォンカパ大師第600回大遠忌記念「ジェ・ツォンカパの人物と思想」
- 講師:ゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー師
- 通訳・解説:野村正次郎
- 拠所:GOMANG HOUSE TOKYO
- 参加費:志納
- 募集人数:会場の都合上、人数に限り(20名程度)がございますので、なるべくおはやめにお申し込みください。定員に達し次第締め切らせていただきます。
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