文殊師利大乗仏教会
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釈尊の行状とその教法
釈尊の行状とその教法
釈尊の行状(1):釈尊ははじめはどのように菩提心を起こされたのか
初菩提心
私たち仏教に関わるすべての人間は、いまから2500年前にインドで釈尊が説かれたブッダの教えに何らかの形で関わっている者である。「仏教」とは「釈尊の教え」のことであり、「仏教」に対する信仰をもっているかどうかに関わらず、「仏教」のことを耳にしたことのない人は
2021.05.12
釈尊の行状(2):釈尊はどのくらいの期間修行をしたのか
資糧積集
釈尊が、すべての衆生を苦しみから解放するために、仏の境地を実現しようと決意した、釈尊の最初の発心がどのように起こったのか、ということを前回は簡単に見たが、その時からいま私たちが学んでいる仏教を説かれた釈尊がインドに2500年前に降臨するまでは、非常に長い時
2021.05.13
釈尊の行状(3):色究竟密厳浄土にて成道する
現等覚
現在賢劫如来のなかで、地上に降臨される四番目が釈尊で、その前任者は迦葉仏である。五番目に降臨されるのは弥勒仏であるが、これらすべての如来はこの地上、すなわち閻浮提へと降臨される直前は、欲界の兜率天の宮殿で神々に説法をされている。 三阿僧祇劫の最後に釈尊は迦
2021.05.14
釈尊の行状(4):いつ何のためにこの地上へと出立されたのか
降兜率
釈尊はいまより遥か昔にすべての衆生の苦しみを解放するために、自分自身がブッダになり、どのようにしたら私たちが苦しみから解放されるのかを教えるで衆生を利益せんと菩提心を起こされた後、三阿僧祇劫もの期間、資糧を積集してすべての煩悩と知性の障害を克服され、色究竟
2021.05.15
釈尊の行状(5):白い象の姿で母摩耶夫人の胎内へ
入胎
静謐な時のなか、地上は滑らかになった。宮殿のなかには尖ったものがなくなり、何かが刺さって痛みを味わうこともない。大理石の床に転がっている小さな尖ったものを踏んでしまうこともない。どこにいっても釘や棘のある草木が落ちていることもない。部屋を歩こうとも回廊を歩
2021.05.16
釈尊の行状(6):大地を七歩歩かれて「わたしはこの世間で最勝なる者である」と説かれた方
降誕
釈尊は兜率天より母君である摩耶夫人の胎内の宮殿に十ヶ月間おられたが、兜率天から白象の姿で右腋の下から入られたその時すぐに生後六ヶ月程度の姿へと変化された。これは通常の一般の結生相続の過程はスキップしたということであり、通常胎生の衆生であれば母胎に結生相続し
2021.05.17
釈尊の行状(7): 学友たちと過ごした日々
学芸遊戯
仏教の指導者として活動するためには、少なくとも世間の学問に通じていることも極めて大切なことである。『大乗荘厳経論』では菩薩は内明・声明・因明・医明・工巧明よりなる五明に通じていなければ仏になれないと説いているし、この世に生まれてきたすべての人間が人間がこれ
2021.05.18
釈尊の行状(8):カピラヴァストゥの皇太子と皇太子妃
成婚
皇太子妃の条件 釈尊はある日、農村を家来の誰も同伴せずに、ジャンプ樹のもとで座禅をして第四静慮まで到達してそのままその禅定に留まっておられた。他の国の仙人たちや誰にも邪魔することができず、その姿は帝釈天や梵天を圧倒するほどであった。釈尊がなかなか城に帰って
2021.05.19
釈尊の行状(9): 死を超克するために出家する
四門出遊
出家への要請 釈尊はシダールタ王子として結婚し皇位継承者を授かり、将来の王としてなすべきことの全てを達成した。しかしこれはあくまでも在家の王としての役割であって、ここに生まれてきたのは王となるべく人物として為すべきことを為していくことではない。ここに生まれ
2021.05.20
釈尊の行状(10):苦行されたという行状
苦行精進
釈尊は29歳の7月8日にカピラヴァストゥを去り、出家して乞食の沙門となった。そこから苦行に入るまで3ヶ月間は各地を托鉢しながら遊行していった。 ヴァイシャーリーの仙人たちの地と呼ばれるところで、当時様々な方法で様々な苦行を実践し修行者たちが暮らしていた。そ
2021.05.21
釈尊の行状(11):三千大千世界の中心にある如来となる場へ
入菩提道場
4月14日の午前にナイランジャラー河の畔の村でスジャータによる乳粥の接待を受け、そのまま釈尊はこれから魔を退けて現等覚しようと決意されて「菩提の場」(ボーディマンダ)へと進まれた。その一歩一歩の歩みは、最高に優美であり、無垢であり、大地を響かせ、山をも振動
2021.05.22
釈尊の行状(12):大地に触れる指先が魔物たちを撤退させる
降魔
釈尊は、無上菩提を得るまではこの座から決して起き上がるまい、と決意し、坐につかれると十方の菩薩たちがこれを祝福しにやってきて、十方の如来たちは、釈尊が人間の肉体をもちながら、これから成道される、と宣言した。欲界に君臨する、ならず者たちは、これを聞き、釈尊が
2021.05.23
釈尊の行状(13):最勝化身による無上正等覚
成道示現
四月十五日の未明に、魔の大軍を退散させた後、釈尊は四禅を成就して、初夜において、天眼通を得てすべての衆生がいま如何なる業によってそこに生まれ、そこで如何なる業によってどのような暮らしをしているのかのすべてを見渡すことができる天眼通による智見明(jñānad
2021.05.24
釈尊の行状(14): 八万四千の法蘊と三万三千の怛特羅の転法輪
転法輪
釈尊は、36歳の4月15日に成道の相を示され、最初の週は菩提樹の下にそのまま留まられていた。そして第二週には三千大世界の端まで歩いて行かれたが、第三週には再び戻られて菩提樹を瞬きせずに凝視されていらっしゃった。 第四週目には東の海と西の海の端から端まで歩い
2021.05.25
釈尊の行状(15):沙羅双樹の下で獅子が眠るように
涅槃示現
釈尊は大乗と小乗の法輪を無数に転じられて、無数の神々と人間たちを教化されたので、御歳80歳の丑年には、釈尊に退散させられて以来活動休止状態になっていた魔王が、もう充分仕事もなさったので、そろそろどうか涅槃してもらえないだろうか、と打診してきた。釈尊は、ご自
2021.05.26
釈尊の行状とその教法(16):一切の苦しみと障害を取り払うもの、それが正法である
正法とは
釈尊の行状とは、仏教の開祖である釈迦牟尼如来がこの地上で如何なる活動をされたのか、ということを示すものであるが、如来の活動の中心は衆生に説法をする、ということであり、私たち仏教徒にとって仏法こそが最も重要な関心事であり、知らなくてはならないものの中心であり
2021.05.27
釈尊の行状とその教法(17):寂静や涅槃へ至らしめるもの、それが如来の言葉である
仏説とは
如来の言葉(*वचस्, གསུང་)のことは、仏説・仏語・仏言などと様々な術語で呼ばれているが、そもそも如来のことばというのは如何なるものであろうか。 如来の言葉や仏説とは、まず法と呼ばれるに相応しいものと関係したものを表現対象をとしているものである。そ
2021.05.28
釈尊の行状とその教法(18):心の時間軸を移動し、煩悩を制圧してゆくもの
法輪とは
如来の言葉を、その発生時期を通じて分類すれば、まずは法輪というのは何かということを考え、その上で三転法輪の転法輪のそれぞれが一体如何なるものなのか、ということを説明しよう。 まずは法輪とは何か、ということを考えるためには、法輪の定義、何故「法輪」と呼ばれる
2021.05.29
釈尊の行状とその教法(19):三転法輪とは一体如何なるものか
三転法輪各説
聖言の提示 『解深密経』संधिनिरमोचनसूत्र ではパラマールタサムドガタ菩薩が釈尊に奏上するという形で三転法輪について次のように説かれており、まずはその経文を確認しておこう。 世尊。初於一時在婆羅尼斯仙人堕処施鹿林中。惟為発趣声聞乗者。以四諦相
2021.05.30
釈尊の行状とその教法(20):了義経・未了義経と経律論の三蔵
了義・未了義と三蔵とは
釈尊が説かれたものを、それが一体何について説いたものなのか、という表現対象で分類すると世俗諦・勝義諦のどちらを説いているのか、という観点で未了義経・了義経の二つに分類することが可能である。また私たちが解脱や涅槃を得るために身につけるべき戒定慧のどれについて
2021.05.31
釈尊の行状とその教法(21):十二種類の表現形式
十二分教・十二部教とは
釈尊の説かれたことばをその芳醇な表現形式で分類すると、それは十二の部分より成り、これを「十二分教・十二部教」という。これは、ラトナーカラシャーンティ『八千頌註・最勝心髄』で「契経(सूर्त མདོའི་སྡེ།)・応頌(गेय དབྱངས་ཀྱིས་བས
2021.06.06
釈尊の行状とその教法(22):釈尊が語られたこと・語らせたことの全体こそが仏説である
仏説の全体とその分類
釈尊が説かれた仏説・正法を、それがどこから発生したのか、という発生源の観点で分類すれば、釈尊の「直説」(kaṇṭhokta)すなわち如来が直接語られたものを発生源とする言葉、釈尊が「加持」(adhiṣṭhāna)したものを発生源とする言葉、釈尊が弟子たちに
2021.06.07
釈尊の行状とその教法(23):所化による分類(1)
声聞蔵・菩薩蔵/小乗蔵・大乗蔵とは
三蔵と二蔵 釈尊が説かれた仏説・正法を教化の対象となる弟子・所化の観点で分類すれば、声聞蔵と大乗蔵の二つにに分類することができる。声聞蔵とは、こじんまりとした小規模のものを好む傾向をもつ人々に対して貪欲を離れるための活動を教えたものであるとされるものである
2021.06.10
釈尊の行状とその教法(24):所化による分類(2)
秘密真言金剛乗とは何か
大乗蔵に顕教・密教の二つがある理由 『秘密授記経』では「因を実践する因の転法輪の後、金剛乗に近しい道が未来に生じるだろう。」と説かれる(1)これはジュニャーニャシュリーの『金剛乗二辺遮遺』(TD3714, 115)に『聖秘密授記経』の経文として引用されるも
2021.06.12
釈尊の行状とその教法(25):所化による分類(3)釈尊は貪欲を克服する所化の能力に応じて四部の秘密真言乗を説かれている
秘密真言乗の分類
怛特羅部の分類 或る者は「作怛特羅、行怛特羅、瑜伽怛特羅、最上瑜伽怛特羅、無上瑜伽怛特羅とで合計怛特羅は五部である」と主張し、また別の者は「下三部怛特羅の上には、父無上怛特羅・母無上怛特羅・母之母怛特羅とがあり合計で六部である」と主張している。 しかし私た
2021.06.22
釈尊の行状とその教法(26):所化による分類(4)
釈尊が説かれた四部のタントラ
作怛特羅 作怛特羅には六つの種族がある。すなわち如来族、蓮華族、金剛族、五遊族・持宝族、世間族である。 このうち如来族には八部ある。種族の皇帝部怛特羅、種族の皇継者部怛特羅、種族の皇妃部怛特羅、種族の頂厳部怛特羅、種族の憤怒天や憤怒天女の憤怒部怛特羅、種族
2021.06.29
釈尊の四大節:神変祈願大祭
春のやさしい慈悲の光だけで語りかけてくれる時に
本日はチベット暦の正月11日。水卯歳の今年11日は本日3月2日・3日の二日間ある。正月8日から世界的なパンデミックでこの2年間開催することができなくなっていた「神変祈願大祭」(チョトゥル・モンラムチェンモ)が本山のあるムンドゴッドではデプン大僧院では無事に
2023.03.02
『優婆塞・優婆夷授戒式儀軌』抜粋
在家仏教徒の心得:やめるべきこと・やるべきこと
今週末からのサカダワ大祭の準備のご参考のため、授戒の際に戒師阿闍梨より以下の禁止事項・実践事項について既に説明を受けておられるとは思いますが、ここで以前閉会でも行った資料の翻訳を若干訂正し、ここに改めて掲載させていただきます。
2023.05.17