文殊師利大乗仏教会
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ジェ・ツォンカパ
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ジェ・ツォンカパ
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.01.16
善き友に出会えるためにできること
牟尼が定め給える矩を踰えることもなく 勝者の家業を継ぎ 善知識を敬っている 円満な鋭根をもち 逆禍から離れている そんな清浄な者に囲まれて在れるように 36 仏教に関わり、仏教を実践していく上で、私たちひとりひとりが孤独に釈尊と向きあう、ということは、極めて重要である。釈尊がこの […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.01.12
やわらかい光の筋を辿って
勝者の密意を清浄道理で如実に証得する 意趣に則ってご自身でも慈心に動かされ 善巧方便を行じ他者へ教示も究竟し給う そんな善知識たちにまた出会えるように 34 彼らに師事し数多の法を聴聞しつづけて その海原で永く漂い疑念のすべてを断つ 彼らが語らんとしたことを現実化して 善逝たちを […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.12.21
菩薩衆の末席に在り続けるため
忍耐強く誠実で詐ることもなく 畏れずに勇敢であり信念をもつ 崇敬の念でいつも精進を怠らず 洞察力ある最勝の智慧を得んことを 33 一切衆生を利益するために、無上正等覚を得んと心に決めた菩薩たちは、梵行の菩薩として菩提にいたるその時まで、六波羅蜜と四摂事にまとめられる菩薩行を常に実 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.12.14
三界すべてに薫る衣を羽織る者たちに
世間を導ける最勝の地位に至るまで どんな生を受けるともそのすべてで 梵行の清浄円満な出家の所依を得て 大乗の種姓が覚醒してゆかんことを 32 一切衆生を利益するということは、彼らが迷い悶え苦しむことがないようになることに、私たちひとりひとりが積極的に貢献するということである。しか […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.11.21
やさしさの使徒であり続けるため
代わりに得たこの純粋な善資のすべてにより これから先ここで永く流転しながら在る時も 千万の苦難に悶え 安らげる猶予もない時も 何人たりとも見捨てぬ救護者となれるように 31 如来を礼拝し、心づくしの供物を捧げ、諸尊に喜んでいただけるようにする。如来は衆生を導く指導者であり、救済者 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.10.29
彼方へ辿り着けない私たちがいまできること
常にすべての身体ある者たちへと 絶え間なく慈しみ給う君を前にする 君の功徳を想いつつ過ごしてゆき 信心の日々は連なり深まってゆく 然し 君の居場所はあまりにも遠い もういちど寂静の妙味に触れるため そちらに進みたくても身体は動かない 然るにいま 君よ 最勝の福樹よ 志を浄らかにし […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.10.16
客人として迎えてくださる やさしさの君
勝者と勝子の御前で五明処の 海原に幾度も生を受けてきた 聞法を繰返し 習気は覚醒する 衆生に賢道を示す君が唯一の眼 過去の賢者たちにも見放されてきた 何方へ向かうべきなのかも判らない 寄る辺なくここにいま迷い込んだ私 大慈の君が客人として迎えてくれる 何度でも転生しても君を仰いで […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.10.05
彗星が流れていく方へと
恐るべき輪廻の断崖に墜ちないように 無垢な志をもち聞法を繰り返してきた 真偽を量るため清浄な道理の力をかり 無限の善説の了義・未了義の何れかと 他者に頼らなくても如実に峻別できる 賢者の境地を得なくてはならないのに 然れども勝者の微細な意趣はもちろん 進むべきか退くべきかの方向性 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.09.21
記憶にない罪状で囚われた私たちのことを
貪欲の泥に沈んでしまい解脱道から逸れている 無明の深い闇のなか 智慧の眼を持っていない 戯論により逮捕されて輪廻の監獄に監禁される 業の拷問を受け続けている私 君の大悲の所依 27 私たちは決して思い通りならない人生を生きている。幸せを求めるが、人生は簡単でなく、ひたすら必要なも […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.09.16
溺れる私たちの最期の希望
人間や神々は輪廻の牢獄の主人ではある しかし生まれて死に老いては悶えてゆく この激流に溺れながら有の海に漂着する 有の快楽に囚われた不条理を知りつつも 意に反して愛着が知性の眼を塞いでいる 苦悩を快楽と錯覚し邪見に駆られている 転倒し挫けている私は何も見えていない どうぞ有の激流 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.09.07
見知らぬ惑星に生まれるのか、地球上の人類でいるのか
欲を満たすために悶えて傷つけることもない 眠ってしまうこともなく 心の重圧も退けた 心や体に走った激痛からもいまは逃げだした 上禅定の力によって永く安らかに過ごせている 色・無色の天界の境地を得ていても 行苦の呪縛から逃れられた訳ではない 過去世の禅定が引き出したこれが尽きる時 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.08.28
すべての欲望が叶う時に訪れる悲劇
美しい肢体と宝飾品で身を飾り 美しい宮殿の楽園に住んでいる 永く望んだ希望のすべてが叶い 上趣の神の栄華を極め遊戯する しかし死相が射し込んできたいま これまでずっと心を魅了されてきた 数々の美しい天女たち 楽園の宮廷 甘露の料理や服飾品は失われてゆく もう若き息子たちとも離れて […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.08.15
苦しみの容器に閉じ込められた人間
人に生まれていても財産や地位を 失うかも知れない憂いに悩まされ 上趣にはいても恵まれず困窮する 欲望を実現するために疲弊してゆく 快楽を求めてその糧へと奮闘するが ひとつ叶えてもいつも完璧ではない 身体には苦痛があり心には不安がある 何をするとも様々に苦しみ悶えていく 23 悪趣 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.08.07
崖の淵に立って考える、これからのこと
この光景を眼にすれば勿論だろう 聞くだけでも恐ろしい惨劇である 地獄 餓鬼 畜生 そして修羅道 さらに険しい崖の底へと堕ちてゆく 賢者が咎めるこの罪業は深く重く 無始以来 そしてこれからも積集する 崖の淵で前を向くが弱りきったこの私を 悪趣の恐怖から救い給う時がやってきた 22 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.04.25
破壊と暴力が勝利することはない
神々たちは権威と名誉に嫉妬し 燃え上がる炎で安心感を破壊する 戦争によって身体を粉々に砕いて 謀略に汚れて正義を見失っている 21 阿修羅は、生まれながら人間よりも圧倒的な知性を持ち、堅固で特殊能力を有する神々の肉体をもっている。しかし常に他者との相対的な比較によってのみしか、自 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.04.12
孤独を生きる狼たちの声を聞いてみる
蒙昧という深い暗闇に包まれて 正しい道かどうかも分からない 殺し合うのか神や人の家畜となる 打たれ繋がれ痛みは止まらない 20 背筋を伸ばして二つの足でまっすぐ自由に立って歩けるということは実に幸せなことである。足で立ち上がって、手を使って好きなことができる。どちらに行けばいいの […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.03.28
孤立無援の飢餓にも差し込む甘露の光明
乱れた髪で覆われて喉も常に乾いている 微かに見えた水を飲もうと向かってゆく 剣や槍をもった衛兵たちに阻まれている 辿り着いた水も血膿のようで飲めやしない 口は針先ほどで喉には何かが詰まっている 飲みことも食べることも何もできやしない 食べて飲んでもすぐに燃えて体内で焦げていく 自 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.03.17
地獄の沙汰は我々次第である
灼熱の鉄の大地へと晒されて火炙りとなる 武器の雨は降り注ぎ身体中へ刺さっている 獄卒に串刺しにされ溶けた銅を飲まされる 舌を引き伸ばし鉄釘は打たれて吊るされる 氷山に囲まれ凍った穴に監禁され 極寒の強風が吹雪いて凍えていく あちこちに水疱ができ時に破裂し 身体のすべてが粉々になっ […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.02.24
人間と人間界は神々や天国よりも価値がある
華やかな善趣の身体があっても 教説を正しく弁える智慧により 賢き道を誤らずに見出せないなら 再びまた輪廻の海へと堕ちてゆく 16 それ故 無知という深い暗闇に囲まれて 何処に行くべきなのか何も見えていない こんなにも永い間途方に暮れてしまった この私に智慧の灯火を与え給わんことを […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.01.27
無限の価値のある人身を維持しようとすること
決定勝の境位などは言うまでもなく 道の所依とできると称賛されている 天や人へと生まれてくる保証などない こんな私を君は気にせずにいられるか 15 私たちは必ず死んでいくし、いつ死ぬのかも決まっていないし、死に際して仏法以外のすべてが役にたたないという三つの死に関する根本命題を前偈 […]
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