チベットの灯明はバターで作られています。バターのことはチベットでは「マル」と呼び、通常ディ(雌のヤク)の乳からできています。
日本ではチベットのバターは手に入らないので日本別院では(普通の牛の)無塩バターで代用しています。大きな鍋でバターを溶かして、芯を入れた器に注ぎ、固まったら完成。作る時はとても美味しそうなニオイがします。
ところが最近は震災の影響からバターが非常に手に入りにくくなり、代用の代用、マーガリンを使ったりしています。
チベットではバター茶は有名ですが、お寺に参拝する時お供えにバターを持って行ったりと、バターは生活に欠かせないもので、市場では大きな固まりで売られているようです。
日本別院でもバターのお供え大歓迎です!