2009.11.22

修道論研究会報告

修道論研究会では、『サムスクチェンモ』の講義が終了しましたので、それに関連した『倶舎論定品』の講義をチャンパ先生から受けています。今日は、四静慮四無色定を順番に行ずるのでなく、とびとびに行ずることについてでした。アラカンがとびとびに行ずることができると『倶舎論』には書いてあります。先生に「菩薩はどうなのですか」とおたづねすると「見道以上の聖者菩薩は可能」とのお答えでした。やっぱり、菩薩はすごい!ですね。

この『倶舎論定品』の講義は、今月中には終了する予定です。来月初頭から、待ちに待ったジャムヤンシェーパの註釈で『現観荘厳論1章(カプタンポ)』の講義をお願いする予定です。チベット僧院教育の最中核です。せっかく生まれて来て、広島に来て、チベット寺で勉強できて、『カプタンポ』の講義を聞ける。こんな幸せはありません。是非最後まで聞きたいと強く思っています

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