2025.04.08

2025年4月8日桜舞う宮島大聖院で今年もお釈迦さま花まつり・弥勒菩薩功徳日の法要が行われました

大本山大聖院では毎月8日をチベット弥勒功徳日として、ダライ・ラマ法王猊下が2006年に開眼して下さった弥勒菩薩のある弥勒の間においてデプン・ゴマン学堂から日本に来られている僧侶の方々で弥勒の五法のひとつである『現観荘厳論』を読誦して、弥勒菩薩を供養しております。

毎年4月8日は、日本の暦では、お釈迦さまのお誕生日である降誕会・花まつりがあるため、毎年4月8日は大聖院の僧侶のみなさまと同じ時間に一緒にお勤めをしております。本日2025年4月8日はこの日にあたり、本年度も満開の桜の木から桜の花びらが風で舞う、春のおだやかな温かい気候のなか、インドからお戻りになられたゴペル・リンポチェはこの法要に出仕なされました。

法要が終わり吉田正裕座主から、お釈迦さまのご誕生の逸話と「本日は、私たちもお釈迦さまを見習い、慈悲喜捨の心を培ってお釈迦さまに一歩でも近づけるようにしていこうと思う日です」とのお話があり、その後参拝者のみなさまと一緒に白象に乗った誕生仏の釈迦牟尼如来像にみんなで甘茶をかけて灌仏をさせて頂きました。世界各国からもたくさん参拝の方が来られており、世界遺産宮島は今日も賑やかで笑顔が溢れるなか、素晴らしいお釈迦さまの誕生日のお祝いをさせて頂くこととなりました。

左より、中本晴拝師、吉田大裕副住職、ゴペル・リンポチェ、吉田正裕座主、日下部篤祥師
弥勒菩薩の体内にはダライ・ラマ法王から頂いた仏舎利が収蔵されています
観音堂正面の右手奥の弥勒の間でゴペル・リンポチェは『現観荘厳論』を唱えられています
十一面観音菩薩の前には、ダライ・ラマ法王に加持して頂いた観音菩薩の砂曼荼羅があります
リンポチェの後ろのタンカはダライ・ラマ法王猊下が金剛界の伝法灌頂を行われた時に建立された金剛界曼荼羅です
「私たちも一歩でもお釈迦さまに近づいていけるようにしましょう」
灌仏
参拝者が灌仏されている時に僧侶の方々は釈尊のご真言をお唱えされていました

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