このたびは、弊会における如意輪白多羅尊法類伝法会へのご参加登録を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。いよいよ伝法会も今週土曜となりまして、事前にみなさまに幾つかお願いもございますので、ご連絡申し上げます。
すでにご案内申し上げています通り、伝法会は以下の通り行わせていただきます。ご参列にあたり、以下の事項についてご一読いただけますようお願い申し上げます。
リンポチェもゲンギャウ師もみなさまのご参列を心待ちにしております。また当日飛び入り参加も受け付けておりますので、みなさま道中お気をつけてご参集たまわりますようお願い申し上げます。
合掌
如意輪白多羅尊法類伝法会
• 開壇日程：2024年12月7日（土）
• 開壇拠所：福寿山燈明寺真光院 デプン・ゴマン学堂日本別院
〒733-0822 広島県広島市西区庚午中２丁目１４−３２
Google Mapで位置を確認する。https://maps.app.goo.gl/FMd51ENYH1Qh92qE9
• 伝法阿闍梨：ゴペル・リンポチェ第四世ゲシェーラランパ・ガワン・ニェンダー師
• 特別導師：ガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師（ゲンギャウ師）
• 主な内容：
初会 10:30 如意輪白多羅尊長寿灌頂会
二会 13:30 如意輪白多羅尊成就法講伝
【本尊如意輪白多羅尊の観想について】
本伝法会は、受者のみなさまがご自身で「私は如意輪白多羅尊である」と観想してよい許可を直接金剛阿闍梨から授かるものです。伝法会で伝授を受けるにあたり、自分自身がそのような身体・言葉・精神をもっているということを観想しやすいように、本尊の姿を事前に想像しておかれることをお勧めします。
このたびみなさまにお授けする如意輪白多羅尊のお姿は、以下の通りです。
如意輪白多羅尊は三世諸仏のすべての如来の活動が菩薩の姿として現れた仏のおひとりであり、補陀落・極楽浄土が本拠地で、衆生の救済のために、あらゆる場所で活躍されています。その御身体の色は千の星の光を集めたよりも遥かに明るい、澄み切った秋の月のような純白であり、二臂です。永遠に若く美しい16歳（満15歳）の乙女の姿をしており、右手は施印を、左手は三宝相印を結び、二臂を青蓮華（ウトパラを）が荘厳しており、穏やかに一切衆生に深い慈悲で微笑みかけています。胸元に青蓮華の柄を親指と人差指の持花印でもち、耳元で三輪の花を咲かせおり、中央の一輪は花弁を大きく開き、右の一輪は既に閉じ実をつけており、左の一輪はこれから咲き、三輪の花が三世の諸仏を象徴しています。額の中央には智慧の眼があり、両手と両足の掌にも空性・無相・無願・無行の四門解脱を象徴する四つの眼をお持ちです。髪は髷を結っていますが、半分ほど解いており、その頭頂は無量寿如来が荘厳しています。大宝の宝冠や耳飾、首飾、腕釧、足釧、瓔珞、腰帯、などのさまざまな宝飾品をつけている。天衣の正絹の上下の裙子を纏っており、三十二相八十種好が荘厳している。月光の光背を背に結跏趺坐で鎮座されています。そしてこの頭頂は白色に輝くオーム、喉元は赤色に輝くアーハ、胸元は月輪の上に白色に輝くタームが青色に輝くフームで飾られています。
このような姿を灌頂や成就法の伝授に、自分自身や目の前にいらっしゃる本尊として観想する必要があります。本尊の御影は開眼成就の上、灌頂の際にみなさまに配布させて頂きますが、事前に上記の描写をよく読まれて、想像しやすい状態になっておいて頂けますようお願い申し上げます。
【当日の食事制限について】
- 本伝法会の性質上、参加される方は、当日朝より精進潔斎をお願いいたします。
- 肉・魚・魚介類など、ならびににんにく・にら等の匂いの強いものを摂取しないでお越しください。
- 出来れば前日の夕食から食事制限をはじめとする潔斎を行われることが望ましいです。
【衣体について】
- 伝法会には正装にて参加されることが望ましいとされております。
- 正装の内容についてはみなさまご自身のご判断にお任せします。（礼服の着用は不要です）
- 比較的長時間座って観想をしなくてはなりませんので、リラックスできる衣体が望ましいです。
- 他の参加者の迷惑になる肌の露出度が高いもの、匂いのきついものはお避けください。
【念珠について】
- 真言を唱えたりする機会がありますので、なるべくご自身が普段お使いになられている念珠をご持参ください。
- 真言を唱えたりする場合には108遍くらい唱える場合もありますので、なるべく長い念珠をご持参ください。
- 念珠をお持ちではない方のため、若干インドの白檀の念珠も在庫がございます。漱口の際に係員にお申し付けください。
【道場入堂について】
- 当日は10:30丁度からお堂の外で口を漱いででいただき、入堂していただきます。ハンカチなどはご自身でご用意ください。
- 当日は早朝より導師の先生方が本堂にて本尊を成就したりする儀式がございます。定刻になるまでは境内でお待ちいただくこととなります。
- 境内は狭くベンチなどもございません。なるべく時間丁度くらいにお越しいただけますようお願い申し上げます。
- 堂内ではなるべく私語や世間話などは慎み、読経をしたり真言念誦をしてお過ごしください。
- ほかの受者の方の迷惑になるような行動・言動をされる方にはご退場を余儀なくさせていただく場合もございます。
【着座について】
- 漱口が終わり入堂し着座される際には、円座にてなるべく詰めて座布団の上に礼拝の上、着座していただきます。
- 足が不自由な一部の方には座椅子もございますが、数に限りがございます。
- 長時間座ることなどに慣れていない方はお尻に敷く小さなクッションなどをご自身でご準備ください。
- 着座された後には、休憩時間以外には基本離席しなくてよいようお願い申し上げます。
【供養について】
- 供養にはお花やお菓子などといった実際の物品の供養・身口意の業による供養・師の教え通りに実践する如法の供養、という三種類の供養がございます。
- 如法の供養は最勝の供養であり、灌頂の際・受法の後に受者全員でこの供養を行います。
- 身口意の業による供養は、受法の後に各自行っていただけますようお願い申し上げます。
- 物品などの供養は、本尊諸尊・阿闍梨導師衆への供持の奉納を随時受けてさせていただいております。
- 供持の奉納は初会・二会の各会の開始前・各会の終了時に所定の場所へご奉納ください。
- 物品の供物の奉納には、奉納者のお名前がわかるように熨斗紙などにご記名ください。
- 紙幣などでの供料の奉納には、封筒に奉納者のお名前・金額がわかるようにご記載ください。
- 硬貨などでの供料の奉納には、賽銭箱を随時ご利用ください。
【昼食接待・休憩について】
- 午前中の灌頂会では休憩はございません。終了し次第、昼食休憩がございます。
- 午後の伝法会では、適宜10分以上の休憩時間を設ける予定にしております。
- 昼食接待はナンと一番辛くないヴェジタリアン向けのインドカレーの軽食を準備しております。（事前に参加登録をしていただいた方のみ）
- インドカレーが苦手な方向けには、おにぎりを若干用意しております。
- デザートなどは特にありませんの果物などはご自身でご準備ください。
- 簡単なお茶菓子などはありますが、数に限りがございます。
【撮影・録音・録画について】
- 本伝法会は密教の儀式ですので、機密性保持の観点上、撮影・録音・録画などはご遠慮ください。
【経本・メモなど】
- 携帯電話・スマートフォンの電源が道場内では禁止とさせていただきます。
- 本尊の仏画や経本を配布しますが、床に直に置かないようにお願いします。
- 鉛筆やペンなどの筆記用具を用いてメモやノートを取ることは可能です。
- 携帯電話・スマートフォンは音がならないように設定をお願いします。
【貴重品・携行品】
- 貴重品・携行品の管理はご自身でお願いします。事務局で預かることはできません。
【中座について】
- 午前の部のみ、午後の部のみ参加することは可能です。
- 午後の部に参加される場合には、すでに如意輪白多羅尊の灌頂を授かっている方のみが対象となります。
- 止む終えない事情などにより中座される場合には、なるべく休憩中にお願いします。
- 会の進行中に退席・中座される場合には、通訳が話している際などに五体投地にて礼拝の上、本尊側に背を向けず後ろ向きに歩き離席し、速やかにご退堂いただけますようお願い申し上げます。
【その他】
- 真光院には専用駐車場はございません。お車でお越しの際には、近所の駐車場などをご利用ください。
- その疑問点や質問がある場合には、事前にメールにて、あるいは休憩時間などにスタッフまでお知らせください。
【当日参加について】
- 事前に参加登録をされていないけれども、当日時間があるので参加されたいという方は直接日本別院までお越しください。
- 事前登録されていない方には昼食接待の数が足りないこともございますので、どうかご寛恕賜りますようお願い申し上げます。（近所にコンビニエンスストアなどがございますので、そちらをご利用ください）
- 当日の飛び入り参加の方には、紙のテキストなどの準備がない場合もありますが、QRコードを発行し、道場にてWIFI経由でインターネットで経本データにアクセスできるようにしますので、どうぞご安心ください。
