2024年7月6日(土)のダライ・ラマ法王猊下の御誕生日に際し、弊会一同謹んで奉祝申し上げます。
本山デプン・ゴマン学堂では、本日7月5日に本山僧衆、一堂に会して奉祝申し上げますとともに、本年は日本でも明日の2024年7月6日(土)日本別院にてゴペル・リンポチェの主催にて法王猊下の永住祈願の法要ならびにささやかな祝宴の茶会を開催させていただきます。
弊会は1998年に法王猊下の貴重なご助言により、長く日本に滞在されておられましたデプン・ゴマン学堂第75代管長ハルドン・ケンスル・リンポチェ・テンパ・ゲルツェン師を囲み仏典を学ぶ会としてスタートいたしました。その後、2006年、2010年、2015年と三度に渡り日本での密教伝授、広島での平和会議、ご法話、シンポジウムなどを主催させて頂きその都度法王猊下にはご来臨賜り無量の法恩を頂き続けております。
弊会は、ダライ・ラマ法王猊下が最初に来日された時にご訪問なされた広島の地を本拠地として現在も活動しており、教法の興隆・衆生済度、そして人類の恒久平和の実現を目指し法王猊下の教えの通り、常に本山デプン・ゴマン学堂から屈指のゲシェー・ラランパの先生方をお迎えし、仏教の基本的な実践法と思想の概要についての学びの会を中心として、ささやかではありますが今後も活動していきたいと考えております。
ダライ・ラマ法王猊下のご来日は、令和元年の秋以来久しいものとはなっておりますが、法王猊下の獅子座は現在も2006年に大聖院弥勒堂にてお迎えさせて頂きましたそのまま、大切にいつでも再びご来臨になられる日までお待ち申し上げておりますと同時に、私どもをはじめ日本の所化は常に法王猊下の長久なるご活躍をお祈り申し上げてやみません。
最勝なる供養は実践による供養と説かれる通り、日本の不祥の弟子である私どもも日々法王猊下のみ教えの通り、非暴力の実践・菩提心と空性の修習に励むことを改めて表明させて頂き、奉祝の辞とさせて頂きたく存じます。
令和6年7月6日
デプン・ゴマン学堂日本支部
文殊師利大乗仏教会 一同
雪山が囲繞するる仏国土において
利益と安楽のすべての源泉である
観自在テンジン・ギャツォ猊下の
御足が終末まで堅固たらんことを