2024.05.30

2024年6月の定例法話会「仏教の基本的な実践方法をちゃんと学びましょう」参加者募集中

現在定例法話会では、ジェ・ツォンカパの菩提道次第論の序論にあたる師事作法の箇所をやっています。この師事作法とは、仏教を学び修行を完成していく樹の根本の部分にあたると説かれるように、すべての基本中の基本であり、前々回までは師事の気持ちを維持していくための修行の前提となり、準備段階である加行として礼拝・供養・懺悔・転法輪の勧請・福田の久住請願・廻向を私たちはどのように為したらよいのか、ということについて解説してきました。前回はその修行の前提の後に、本行として、一般に修行とはどのようなことなのか、それは何を目的としているのか、ということについて解説し、師事作法の実践のひとつとして、大黒天と師匠とを無区別に観想するための方法について解説しました。

今週末からは修行とは何か、どのようなバランスで進捗していけばいいのか、また修行をしていない時に食事をしたり、睡眠をとったりしたりする際にはどのような心構えで行っていけばよいのか、ということについての解説へと進みます。

これらはすべて国境や宗派や思想を超えて、仏教徒のすべてが仏法を実践していくための日常的で最も基礎的な実践方法にほかならず、日々の信仰を深めより充実した生を過ごし、地道に一歩ずつ如来の境地へと近づいていくために私たち全員が知っておく必要がある知識を、ゲルク派の宗祖ジェ・ツォンカパの著作をもとに、その伝統の継承者のおひとりであるゴペル・リンポチェから直接学んでいきます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

  • 日時: 2024年6月2日・16日・30日(日) 13:00-16:00
  • テキスト
    • ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパ『菩提道次第広論』
    • クンケンジクメワンポ『学説規定摩尼宝蔓』
  • 会場; 真光院デプン・ゴマン学堂日本別院
  • 講師: ゴペル・リンポチェ・ゲシェーラランパ・ガワン・ニェンダー師
  • 通訳・解説:野村正次郎
  • 参加費;志納
定例法話会 →
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