2024.04.26

【急募】本山問答法苑・突風災害復旧支援のお願い

デプン・ゴマン学堂の問答法苑はデプン・ゴマン学堂のなかでも最重要の設備です

先日4月18日、南インドのムンドゴッドでは豪雨災害があり、幸い人命には被害はありませんでしたが、本学堂の新問答法苑の日除・雨除けの機能をもっている屋根アーケードの半分近くが竜巻によって破損してしまいました。

問答法苑はすべての伝統教学課程で仏典を学ぶために学僧たちが問答をし研鑽を積むための本学堂のもっとも重要な施設のひとつであり、すみやかに修理すべく、復旧工事のための検討を行っています。同時に柱部分なども含め、将来的な災害の発生も考慮しつつ、どのようなものに復旧すべきか、検討を行なっております。本アーケードは新設時に4000万インドルピー(日本円約76,000,000円)かかっており、2019年にはダライ・ラマ法王猊下をお迎えし落慶法要を行なって頂きました。

この度の復旧工事でも新設時の半額程度とは必要とは思われますが、本学堂でも当該経費を支弁するための備蓄がなく、現在本学堂の基本財産である、デプン・ゴマン学堂生活基金(半永久的に貯蓄し、その利息分で学僧たちの一日三度の給食費ならびに生活費を支弁しております)をできる限り取り崩すことなく篤信のみなさまからの緊急復旧工事へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

本山では、各国の支部の施主のみなさま、関係者のみなさまからの問答法苑の修理のためにご支援を現在募集しています。海外送金や受領証の発行などの利便性を考え、日本のみなさまからのご支援につきましては日本支部である弊会で責任もって事務処理をさせていただきます。

デプン・ゴマン学堂の問答法苑は、如何なる化身ラマであろうとも20年にも渡る仏典の教理の究明のために毎日5時間以上に渡って1000人以上の僧侶が問答をするための不可欠な設備です。デプン・ゴマン学堂で学ぶ僧侶は全員問答法苑に出席することが義務付けられています。同時にチベット仏教文化の最もコアとなる重要な設備です。未来の仏法興隆、チベット仏教文化の保全のためにもみなさま是非お力を貸して頂けますようお願い申し上げます。

突風被害の状況

突風被害によりアーケードの柱部分も倒壊したり破損しました
突風により赤い部分は完全に破壊され現在は使用不可となっています。

募集概要:

  • 名称: 新問答法苑災害復旧支援金
  • 募集日程:2024年4月27日
  • 奉納内容:奉納料 1口 30,000円・50,000円・100,000円
  • 決済方法:MMBA Storeよりカード・銀行振込・郵便振替・Amazon Payなどでご決済ください。
  • 注記:
    • 災害復旧支援金を奉納いただいたすべての方のご芳名は、復旧支援勧進帳に記載され、日本支部ならびに本山デプン・ゴマン学堂にて保管されます。
    • お寄せいただいた支援金は全額デプン・ゴマン学堂寺務局に送金します。
    • 送金手数料:決済手数料・海外送金手数料は弊会で負担いたします。
    • 受領証: 受領証は日本支部でみなさまに送付させて頂きます。
  • お問い合わせ:本件に関する詳細・ご質問は日本事務局までお問い合わせください。
MMBA Store →
デプン・ゴマン学堂新問答法苑・災害復旧支援金奉納

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