2024年3月27日、ゴペル・リンポチェは日本別院において如意輪白多羅尊による福寿長命成就法を修法され無事に成満いたしましたのでご報告申し上げます。
法要の次第は弊会の創設者ハルドン・ケンスル・リンポチェ・テンパ・ギェルツェン師が以前東洋文庫でのお勤めを終えられ日本から戻られた時に三年三ヶ月の怖畏金剛尊の籠行に入られる前の前行の際にゴマン学堂にて開版されたものです。
法要では帰依・発心・四無量修習の後、供物の成就の後、補陀落世界から白多羅尊をお招きし、白多羅尊から灌頂を頂き、六根は清浄となり、罪障は清浄となり、白多羅尊から発せられた甘露水が瓶に溶け込み、そのことによって不死命寿の悉地を授けてくださった白多羅尊に報謝の讃嘆を唱え、白多羅尊の根本真言「oṃ tāre tuttare ture mama āyur puṇye jñāna puṣṭiṃ kuru svāhā.」の念誦を行われ、「福寿酒」(ツェチャン)・「福寿球」(ツェリル)に加持を受け、衆生が成長し解脱していくよう、また施主の方々に如意輪白多羅尊の不死の寿命と円満なる享受をもたらす悉地を残りなく授け給え、とご祈願しました。
施主のみなさまにはこれから成就してある「長寿球」(ツェリル)をお送りいたします。ただしメインで作ったものは、生菓子なので日持ちがしないので、個装されている焼き菓子状になって状態のもの(賞味期限は8月まであります)を随時送らせていただきます。また本法要は五会よりなる本年度の厄除特別祈祷のうちのひとつとなります。
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