昨日チベット暦水卯歳8月29日(2023年10月13日)夜、デプン・ゴマン学堂の伝統行事のひとつである中観帰謬還元に関する論議大会が開催されました。論議大会には管長猊下をはじめとして、化身ラマの方々、ゲシェー、上級クラスの僧侶たちが参集し、中観帰謬派の開祖チャンドラキールティがどのような帰謬論証法や帰謬還元法を確立したのか、という論理学・中観学のなかでも最も難関なテーマについて深夜まで議論が行われました。翌日である本日8月30日(10月14日)は早朝よりデプン大集会殿にてすべての僧侶が布薩を行い戒体を浄化しました。ゴマン学堂の八大法会である「秋季大法会」は、9月3日(2023年10月17日)で散会となります。
2023.10.14