弥勒殊勝身を建立するためにと
順縁を成し遂げてきた者たちが
至尊弥勒の御足の蓮華の畔にて
勝乗法の栄光を享受せんことを
1
いつの日か金剛座の頂きに
主弥勒 君の影が現れる時
私の智慧の蓮の華は開いて
有縁の蜜蜂を癒さんことを
2
その勝者弥勒は微笑し給われる
右臂を私の頭頂へ置き給われる
無上菩提心へと授記し給われる
衆生を利すために直ちに成仏せん
3
菩提を成す如何なる世にあろうとも
三世の勝者とその子たちその一切の
無量の大波の広大行のそのすべてが
ひとつに集結し正しく学べるように
4
善説の紋様で織った聖言の正絹で
実践行という黄金の錫杖の先端で
三学の頂冠で正しく荘厳されている
教説の勝幔が十方へと翻らんことを
5
利楽の源泉たる教法が広く普及し
護教者のすべては健康で堅固であり
有情のすべての歓楽の源泉となる
仏陀の教法が常に普及せんことを
6
常に三種の慈愛を修習した力で
魔軍を慈愛の軍隊で制圧し給われる
一切衆生を慈の力で救い給われる
勝者 主弥勒に吉祥あらんことを
7