関係各位
デプン・ゴマン学堂日本支部
文殊師利大乗仏教会
(仮称)ダライ・ラマ法王猊下デプン大僧院座主就任式のご案内
謹啓 時下益々ご清祥のことお喜び申し上げます。平素は弊会ならびに本山デプン・ゴマン学堂に対して多大なるご支援を賜り誠にありがたく存じます。すでにご承知の通り、歴代のダライ・ラマ法王は、歴代デプン大僧院に僧籍としては所属される大ラマのおひとりで、第2世ゲンドゥン・ギャツォ師以来、先代の第13世トゥプテン・ギャツォ師まで、途絶えることなく、しかるべき時期にデプン大僧院の大座主を務めてこられました。
しかしながら、現在の第14世法王猊下は、ゲシェラランパの最終学位を取得された1959年にはインドに亡命せざる得ない状況となり、その後今日までデプン大僧院の継続ならびにチベット難民たちの非常に重要なリーダーシップを発揮される歴史的にも類のない重責を担われ、ご尽力されてきたこともあり、これまで歴代のダライ・ラマ法王のようにデプン大僧院が第14世猊下にご就任いただけることが叶わぬまま今日に至ります。
こうした事情のなか、現デプン座主・前座主猊下をはじめ、ゴマン学堂長・ロセルリン学堂長をはじめとするデプン僧院に在籍する僧衆全員の悲願として、第14世法王猊下にもデプン大僧院の座主にご就任いただけるよう繰り返し請願申し上げてまいりましたところ、昨年五月にご就任をご快諾いただくこととなりました。ダライ・ラマ法王猊下は、2019年末にデプン僧院をご訪問いただいて以来、新型感染症の感染拡大の伴い、南インドをご訪問いただくことが不可能なままとなっておりましたが、本年2023年12月にデプン大僧院では、第14世法王猊下をお迎えし、座主の金剛座へとご就任いただける可能性が高く、本山では第14世法王猊下をお迎えするための各種準備を行なっております。つきましては、平素より歴代のダライ・ラマ法王が座主を務められてこられたデプン僧院のゴマン学堂の日本における施主のみなさま、支援者のみなさま・関係者のみなさまにも、この歴史的な第十四世法王猊下のデプン大僧院座主への就任式へご参列賜りますようご案内申し上げます。
なお現在インドに復興されているデプン大僧院の所在地は、カルナタカ州ドーグリン難民居留区であり、インド政府により外国人の特別入域制限の対象地域であり、三ヶ月前には、特別入域制限への入境許可申請を行わなければならないほか、宿泊施設やグループ謁見など、諸般の事前準備が必要となりますので、大変申し訳ございませんが、就任式へのご来臨していただけるみなさまにおかせられましては、インドへの渡航ビザの申請・入境許可申請などの都合上、2023年9月3日までに事務局までご一報いただけますようお願い申し上げます。
ダライ・ラマ法王猊下のご予定は、いまだ確定したものでは御座いませんが、本山でもすでに各種の準備を開始しており、日本以外の各支部でもその予定で参列してくださる方を募集させて頂いております。この素晴らしい機会に万障お繰り合わせの上、ご高配賜りますようお願い申し上げます。
敬白合掌
記
- 行事名:(仮称)ダライ・ラマ法王第十四世猊下 デプン大僧院座主就任式
- 日 程:2023年12月頃(ダライ・ラマ法王のご予定は未確定ですが確定次第お知らせ申し上げます)
- 拠 所:パルデン・デプン大僧院 大集会殿
- LAMA CAMP No. 2 Mundgod Uttara Kanada KARNATAKA INDIA
- 支具料:志 納 (旅費交通費・宿泊費・食費・各種事務手数料は実費をお願いします)
- 宿泊先:パルデン・デプン大僧院タシ・ゴマン学堂 客殿
- 内 容:就任式・講伝会(クンケン・ジャムヤンシェーパ『学説本頌』講伝を予定)・各種交流会
- 詳 細:まずは以下の参加登録フォームよりご参加の希望をお知らせください。
- 申込期限:2023年9月3日で締め切りました。
以上