各位
2023年8月9日
デプン・ゴマン学堂
文殊菩薩を主尊とされる宗祖ジェ・ツォンカパ大師の御名代、ガンデン座主第104世ジェツン・ロサン・テンジン・ペルサンポ猊下の一週間にわたる講伝会が本日無事に本日滞りなく成満いたしましたことをここにご報告申し上げます。
本講伝会は、デプン僧院タシ・ゴマン学堂の両学堂の管長・前管長猊下をはじめとし、上座の古参の僧侶たち、現在仏典を詳しく学び護持している数百名の善知識をはじめ、現在1500名以上の現在を参学に努めている僧侶たちが結集し、デプン・ゴマン新問答法苑にて開催されました。
講伝の所依の典籍となった第2世ガンデン座主ギャルツァプジェ・ダルマリンチェンによる、弥勒・無着造『究竟一乗宝性論偈』『究竟一乗宝性論釈』に対する『大註』の講伝のすべてが滞りなく伝法され、同時にジェ・ツォンカパの『菩薩戒釈・菩提正道』の序章の冒頭部分についての口伝が伝授されました。
デプン・ゴマン学堂は引き続きご法話をいただく機会を本日をガンデン座主猊下に請願申し上げたところ、来年の夏安居が解散した後、チベット暦8月5日、西暦2024年10月7日より約20日間『菩薩戒釈・菩提正道』の残りの部分、『菩提道次第広論四割註』の御法話を行っていただく旨、ご快諾頂きました。その旨、解脱を追求なされんとされるすべての求道の諸氏へとご案内申し上げます。
日本事務局より
本年度の講伝会のレポート記事、来年の講伝会への参加希望者ならびに施主募集については別途ご案内申し上げます。