みなさま「ロサル・サン」(新年おめでとうございます)
昨年は1年間新型コロナウイルスの感染拡大のためゴペル・リンポチェもアボさんも本山のあるインドに帰省したまま、日本では全く活動できませんでした。
インドの本山でも漸くチベット難民居留区の周辺まで移動することもある程度できるようになりましたが、日本ではいまも緊急事態宣言下にあり、今年もいままでのように本山から僧侶のみなさまに日本にお越していただき、日本でお寺としての活動をしていただき、法話会などを開催するといった活動を再開することは已然厳しい状況が続いております。
本山では、徐々に行動もできるようになったとのことで、日本から留学中の和田さんのお正月に関するレポートも昨日公開されましたので、チベットの本山のお正月の様子はこちらをご参照ください。(和田さんの記事へ)
これまで日本別院としての活動がある時は、広島、東京、京都と毎月1度は法話会を開催してきましたが、今年は少しずつですが月に数回程度何かオンラインでできることだけから活動を再開したいと思います。
まずは明日ダライ・ラマ法王の法話会の復習会を根本裕史先生をお迎えしてはじめたいと思います。月曜日にダライ・ラマ法王はこのチャンキャ・リンポチェのテキストについて
「これは私からみなさんへの新年のプレゼントです」「旧い年から新しい年へと行く時には、1年間仏法の聞思修をきちんとやれたかどうかを振り返り、新しい一年間はより真面目に仏法の聞思修に励むようにしいましょう。」
「自分の体ごとチベットに戻ったりあちこち行ってみなさんと一緒に新年をお祝いすることはできませんが、インドにいたままでオンラインのツールをつかって、私の心をオンラインでみなさんの役に立てることができます。」
とおっしゃっておられました。
このダライ・ラマ法王からいただいた新年のプレゼントをみなさんと明日の午後はみっちりと復習し、しっかりと自分たちのものにできることは大変素晴らしい機会かと思います。万障繰り合わせの上、みなさまご参集くださいますようお待ち申し上げます。
本年もどうぞみなさまよろしくお願い申し上げます。
チャンキャ・リンポチェ『知見の歌』を読む
- 2021年2月14日(日) 13:00-16:00
- 講師:根本裕史(広島大学大学院教授)先生
- 開催形式:オンラインウェビナー
- 参加費:志納(3000円〜)
- 参加方法:登録方式
- 学生の方は無料招待とさせていただきます。