この週末リンポチェは関東定例法話会のために東京へ出張となりますが、日本別院では、アボさんによって毘沙門天の特別供養が行われます。
毘沙門天はブッダの説かれた経典を守る仏様として日本でも大変有名ですが、ゲルク派の宗祖ジェ・ツォンカパ は毘沙門天について次のように説かれております。
中士の志とは、後生の楽のための方法だけにとどまらず、輪廻のそのすべては火杭の如しと思い、そこから離れようとして解脱を求める心である、出離心を伴っているものである。輪廻のそのすべては核となるようなものがないと考えて、それを疎い、出離する志とは、戒所学を中心とするものであり、この二つは同義であるからである。しかるに毘沙門大王を所依としなければならない。彼は三蔵のなかでも律蔵の護り主であり、三学のなかでも戒学の護り主であるからである。
この記述によれば、私たちがこの輪廻の苦海から解脱するためには毘沙門天を信仰すべきことが説かれております。先月は閻魔法王を供養しましたが、今月は皆様の発展・解脱への成就を願い、ダライ・ラマ2世ゲンドゥンギャツォによって編纂された儀式に基づいて毘沙門天の供養が行われる予定です。
- 日時:2019年4月15日(日)16:00から
- 拠所:龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院
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