2019.04.10

令和元年の幕開けに:令和元年初日・本尊大聖歓喜天大祭

令和元年のはじまりの日を国境を超えて観音菩薩の大悲と聖天様の利益を世界に届ける

新しい時代の幕開けとともに皆様のお祈りを聖天さまにお伝えし、日本・チベットから世界中のすべての人たち、すべての生きとし生けるものへと聖天様の慈悲と利験がもたらされますようお祈りしましょう。

大聖歓喜天(聖天さま)はガネーシャ、ガナパッティとしてインドでは仏教と仏教以外の宗教でも共通の神様として深く信仰されています。仏教においては、観音菩薩の化身として現世利益・商売繁盛などの様々な福徳をもたらしてくださる本尊として、信仰され、日本において聖天さまは弘法大師空海が806年にお迎えして以来、1200年以上にわたって天部の秘仏として、崇拝されております。龍蔵院でも毎月16日の聖天さまのご縁日には必ず供養を行なっております。

観音菩薩の国、と呼ばれるチベットでも聖天さまは、インドからお招きされ、すべての宗派にて信仰されている本尊のお一人です。チベット仏教を代表する大僧院であるデプン・ゴマン学堂の日本別院が龍蔵院にて設置されたことは、観音菩薩のご縁と思われますが、一年に一度日本・チベットの僧侶たちの合同でこの聖天さまの供養を行なっております。日本側では本尊大聖歓喜天の特別供養、大般若経の転読法要が行われ、チベット側でも大般若経の開経法要・灌仏供養・浴油供養の法要を行います。

本尊大聖歓喜天をお迎えし、チベット大蔵経を開帙し、浴油灌仏の法要を行う
大乗仏教の根本経典大般若経の転読法要

龍蔵院ならびにそこに併置されている日本別院の一年間の中での最も重要なこの大祭では、できるだけ多くの関連の高野山真言宗の寺院の僧侶の方をお招きし、チベット側と合同で法要を行い、すべての参拝者の方へのお接待もさせていただいております。この素晴らしい機会の法要のための施主を募集しております。

今年は令和元年の一日にあたります。なお施主の皆様のご芳名は、本堂奥の秘仏大聖歓喜天がいらっしゃる場所に未来永劫「令和元年初日 本尊大聖歓喜天大祭施主 〇〇」と記載され、令和の時代のはじまりの歴史を作っていただくこととなります、

  • 法要の名称:令和元年本尊大聖歓喜天大祭
  • 日時:令和元年初日(2019年5月1日)
  • 拠所:牛田山龍蔵院
  • 導師:髙橋智運/ゴペル・リンポチェ
  • 式衆:広島県内の7ヶ寺の住職・日本別院スタッフ
  • 主な内容:大般若経転読法要・不動明王息災護摩供養・本尊大聖歓喜天浴油灌仏法要ほか

ご祈願・施主の募集

令和元年の幕開けとなるこの素晴らしい機会に皆様の新しい時代への目標達成のための決意や先祖供養、様々なご祈願を受け付けております。

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