2018.02.27

逃げる2月追わずの大きな御御足

リンポチェは腰がお悪い。座してお経をする時間が長いので、これはちょっとツライ。アボさんが、「それはしっかり骨盤を立てて背筋を伸ばして、座らないからだろう」と。でもと言いたそうなお顔で言葉を飲み込む。そして話をそらすリンポチェ。

アボさんは膝がお悪い。こちらも長く座している生活なのだからツライ。整形外科の医師のアドバイスは歩くときにつま先をまっすぐ出すこと。アボさんは逆ハの字につま先が外に出る。「アボさん、つま先が外に向いてますよ」と言うと「それはね、もう直らないよクセだから」と仰る。

はっつぁん熊さんの丁々発止です。

糖尿病のためにも腰痛のためにも歩くのは良いことなので、リンポチェは歩くと決めてからは毎日朝晩2時間は歩かれています。
カロリー制限(1600cal/day)と体重制限(76kg)を個別指導されたところ、ボソッと「(チベット語で)それやる方が死ぬ」と言うので、なるべく糖質を控えた食事をして、のしのし歩くリンポチェ。だんだんとお痩せになっておられます。ですが、皆さんリンポチェに「痩せましたねえ」は禁句です。チベットでは太っていることが健康の証のようなのです。なにとぞご協力お願いします。笑

意味があって、歩き出すとそれを続け、壁があったらそういう日もあると思い、経験則からベクトルを正確に見極めようと熟考し、修復しながら熟練する。
パースペクティブな見方を習いはしても固執はしない。もともと仏教は非常にパースペクティブな教えであるし、日常にある様々な支障は「輪廻してるからね」「それは苦苦ね」となる。

仏教の世界に生き続けているということは狭い世界に閉じこもっているわけではないと私たちは気づいている。ポタラ宮からダライ・ラマ法王がお出になられたあの日から、やがて世界はそれをまざまざとみることになっていたのである。

開運焼香供養

空を飛んでいるルンタ(風の馬)を呼びその運気を呼び込む、チベットでもっともポピュラーな儀式のひとつです。チベットでは水曜日にルンタを空から呼ぶためサン(お香)を焚きます。毎月第1水曜日に開催します。とくに開運と金運に良いとされます。最近なんだか調子が悪いなと感じられる方や、なにかの事業を実行しようと計画されている方のために、ご祈願をお受けしております。

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弥勒祈願祭供養 宮島 大聖院

2006年にチベット・ラサにあるデプン大僧院に安置されている「見ただけで解脱する弥勒仏」の写しの仏像を建立し、ダライ・ラマ法王によって正式な開眼法要を行っていただきました。すべての仏の慈愛の象徴である弥勒仏は、56億年後にこの地上に降臨するブッダ「未来仏」としてチベットでも日本でも有名で、私たちのよりやさしい、幸福な未来を実現するための仏様です。

  • 日時:2018年3月8日(木)11:00-12:00
  • 大本山 大聖院(広島県廿日市市宮島町210)
  • 【ご祈願料】1口: 3,500円

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師資相承供会

チベット暦10月25日はチベット仏教最大宗派ゲルク派の宗祖ジェ・ツォンカパのご命日にあたります。チベットでは宗派を問わずほとんどの人が、たくさんの灯明を灯して、さまざまな祈りを捧げて、供養を行います。

ジェ・ツォンカパはダライ・ラマ1世、パンチェン・ラマ1世の師匠にもあたり、仏教のさまざまな教えをただしく解釈し、チベット仏教の哲学と密教を完成させた方です。面々と受け継がれるものは教え。全てのいきものを幸福にするすべを今生で手渡してくださるためだけに彼らはここにいるのです。

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関東定例法話会

  • 日時:2018年3月18日(日)13:30-16:00
  • 場所:GOMANG HOUSE TOKYO
  • 講師:ゴペル・リンポチェ師
  • 通訳・解説:野村正次郎
  • 参加料:志納
  • 参加登録:こちらから

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緑多羅四曼荼羅供養

毎月チベット暦8日にあたる日には、すべての仏の活動を象徴する緑ターラー菩薩を補蛇落浄土から招請し、供養マンダラを4つ捧げ、一切の諸仏の活動を促すためのお願いをします。その時にあわせてみなさまのお願いごともお祈りいたします。
特に商売繁盛・当病平癒などの御利益があると謂われています。

 

 

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護法尊特別供養

毎月チベット暦9日にあたる日には、デプン・ゴマン学堂の4つの護本尊(パルデン・ラモ、大黒天、毘沙門天、夜摩法王)たちの供養をします。憤怒尊たちにトルマや黄金の飲料(セルケム)を捧げて、仏法の護持興隆、仏教の実践者の順縁成就、逆縁消除をの活動を依頼します。その時にあわせてみなさまのお願いごともお祈りいたします。

 

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日本別院法話会

  • 特別講師:ゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー師
  • 『ラムリム・チェンモ』(道次第広論)
  • 通訳・解説:根本裕史
  • 日時:2018年3月25日(日)13:30-15:30
  • 会場:龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院
  • 参加料:志納

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