尾道浄土寺での三千仏名会 に参りました。
瑠璃山の翠松を背に、玉の浦の碧波に臨む山陽道の名刹転法輪山大乗律院荘厳浄土寺(以下浄土寺)は、遠く飛鳥の昔、推古天皇の二十四(616)年、聖徳太子の開基と伝えています。
あるときには高野山に縁を結び又は南都西大寺の列に連なり、更に江戸時代に至って京都の泉涌寺派に属して大本山となっています。 (浄土寺HPより抜粋)
みなさま、長くおつきあいくださり、年に数回見えるくらいですが、いつも温かい再会です。尾道のお寺さまは互いに敬い、愉快につながりあっていて、いつもほっこりした空気の中で集いお経をあげられます。
みなさまで懺悔を共にし、「つどわれた皆さまのおかげさまで、このような時間ができました。心が清められましたので、どうか悪いことをせず慈悲心を持って過ごして佳いお年をお迎え下さい」とのお話ののち「チベットさんもいらしてくださって。アボさんはご存知でしょうが、アボさんの弟さんで、リンポチェであられるゴペルリンポチェも、ようよういらしてくださいました。ご兄弟がよく似ていらっしゃいますね」とみなさまにご紹介下さいました。
ゴペルリンポチェも「日本の僧侶の方々のお経と、我々ゴマン学堂のお経はとてもよく似ています。来日して、このように日本の僧侶の方々とともにお経をあげるのは、2回目で、大変嬉しいことです」とおっしゃって、ご参加されたみなさまに御礼を申し上げておられました。
チベットの暦ではまだ暮ではございませんが、日本はすっかり師走。リンポチェはゆったりされていらっしゃいますが、残りわずかな2017年の法話会・法要にご参加いただければと存じます。