2017.04.02

新旧寺務官の交代式

本山デプン・ゴマン学堂は、学堂のすべての責任者である管長(ケンポ)、学堂の風紀の責任者である維那(ゲク)、学堂の儀式の責任者である経頭(ウンゼー)の三名の他、十六学寮の各々の代表者会議によって、民主的に意思決定がなされ、すべての活動が運営されていますが、その運営を実際に行うのが「寺務官・執行官」(チャンズー)となります。

寺務官は数名の僧侶たちによって構成されておりますが、僧侶たちからの投票によって候補者が選出され、役員会によって任命されます。

新しい寺務官メンバー

この度昨年度の役員会で決定された通り、2017年4月1日より、日本にもよく来日なさってくださったゲシェー・ロサン・ゲレク師がり二年間、執行官の主事をお務めになり、僧院のすべての運営上の責任者としての寺務を行われることなりました。

新旧の寺務官たちにこれまでのプロジェクトは手渡され、ケンリンポチェ・ロサン・ゲルツェン師、維那ゲシェー・ロサン・チャンパ師をはじめ、十六学寮の代表者が揃い、新旧の交代式が行われることとなりました。

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