昨日5月1日は龍蔵院の本尊大聖歓喜天の大祭の日。龍蔵院では数日前からアボたちをはじめいつも来られる信徒のみなさまと準備が進められ、今年もウグイスのよく鳴く気持ちのいい春風の中で、アットホームな雰囲気のなか、職衆に宝勝院・国分良空師、圓明寺の菅梅章順師の両師をお迎えし、本尊大聖歓喜天の大祭が行われました。
院主の高橋智運ご住職は前日の朝5時から平塚を出発し、久しぶりの龍蔵院には活気がよみがえります。ご住職は火事で焼失した本堂を再建するために、本山・金剛峰寺よりいらっしゃり現在の本堂を復興されました。
その後、総本山金剛峯寺執行・高野山真言宗財務部長をお務めされ、現在は本山から派遣され、平塚長楽寺を復興されご住職を務めておられます。2000年よりは普段は金剛峰寺にお勤めであられたため、デプン・ゴマン学堂の日本での活動の拠点として、龍蔵院の本堂、庫裡をチベット仏教と日本仏教との交流の拠点として提供していただき、それ以来今日に至るまで、龍蔵院では高野山真言宗とチベット仏教ゲルク派が共存するという形で活動を行っています。
平塚・長楽寺の復興事業も少し落ち着いたことから、今年からは龍蔵院ではこれまでの年一回の大祭を春・秋の二回行うこととなりました。秋季大祭は11月1日となります。
今年は2006年11月1日にダライ・ラマ法王を龍蔵院にお迎えして、10年目なります。その後、2010年には広島にて特別法話会、昨年4月には公開学術会議「GOMANG ACADEMY OPNE SYMPOSIUM」を開催し、龍蔵院を拠点とした私たちの成果も徐々に当サイトにて公開していきたく思います。
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