2016.01.22

ダライ・ラマ法王が2006年の両部曼荼羅伝法灌頂会で成就された金剛杵と金剛鈴を頒布いたします

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2006年に弊会で主催した、ダライ・ラマ法王による日本初の密教伝授となった両部曼荼羅伝法灌頂会でダライ・ラマ法王が両部曼荼羅加行で成就された金剛杵と金剛鈴を日本別院の倉庫整理のために頒布することとなりましたのでご案内申し上げます。

ダライ・ラマ法王も伝法灌頂の際に

金剛杵と金剛鈴とのふたつは、方便である本尊瑜伽と智慧である空性を理解する知とが一体となって実践するべきことを忘れずに思い出すためのものです。

とおっしゃっているように、金剛杵と金剛鈴は密教を実践する上では必ず必要なものです。

この金剛杵と金剛鈴は、施主の方にはすでに記念品として差し上げたものです。このアイデアは儀式の補助をなされたジャトー・リンポチェより頂いたもので、金剛界の金剛阿闍梨の伝授を受ける人の希望者には法王が成就なされた金剛杵と金剛鈴を今後の密教の実践に使えるものを準備したら記念になるとのご提案でした。

その提案に基づき、インドよりゲンギャウが輸入し、ゴマン学堂の僧侶たちがひとつひとつ磨きあげ、さらに2006年11月6日から8日の伝法灌頂の準備行(加行)にてダライ・ラマ法王が金剛界三十七尊の儀軌を成就したものです。その後高野山大学でもダライ・ラマ法王が金剛界の灌頂を行われた時にも弊会から貸出をして、再び成就を受けたものです。

これまで日本別院を訪れる密教系の僧侶の方々に差し上げてきたものですが、まだ若干在庫もあり、すでにその伝法会から10年経ちましたので、年末の在庫整理のために、ご希望されるみなさまに頒布することとなりました。

金剛杵・金剛鈴一組

仕様:インド製
金剛鈴:高さ15cm:鈴部の幅8cm
金剛杵:長さ9cm
頒布価格:10,000円(数に限りがございますのでお早めにお申し込みください)

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