今年4月に来日されたダライ・ラマ法王は、千手千眼観音菩薩の灌頂をお授けになりました。と同時にカサルパーニ観音菩薩の許可灌頂とチベット密教の死とポワ(転移)に関する瞑想について書かれた、ミトラジョーキの『三つの心髄』を解説されたダライ・ラマ2世ゲンドゥン・ギャツォのテキストを授けられました。
ダライ・ラマ法王による灌頂会の時には、時間の関係上このテキストを詳しく解説されることはありませんでした。ただこのテキストはどんな人でも簡単に臨終を迎える際の心構え、死の後に通常の転生するべき場所から転移(ポワ)して兜率浄土にどのように往生するのか、ということを実際に瞑想のやり方を通じて、分かりやすく説いた重要なテキストです。
4月の灌頂会の後に、もう少し詳しくこのテキストを解説していただきたい、という多くの声にこたえ、このたび如意輪観音をご本尊とする大本山護国寺の大師堂にて、このテキストをゲシェー・ケルサン・ワンドゥ師に解説していただきます。
- 日時:2015年11月8日 10:30-12:00/ 13:30-16:30
- 拠所:大本山護国寺・大師堂
- 講師:ゲシェーラランパ・ケルサン・ワンドゥ師
- 通訳・解説:野村正次郎
- テキスト:ダライ・ラマ2世ゲンドゥン・ギャツォ『三心髄解説・上兜率階梯』
- 支具料:5000円(テキスト・資料代込み)
- 30歳以下の学生・60歳以上の方は無料招待とさせていただきます。
施主の募集
本事業に賛同してくださる方に受者の代表として本会を開催する旨の発願をしてくださる施主をも募集いたします。合わせてご応募いただけますようお願い申し上げます。
- 施主の募集人数:10名限定(先着順)
- 曼荼羅供養料:10,000円
- 施主の方には特別席をご用意します。
参加方法
ご参加ご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。