2014.10.18

ゲン・ロサンはギュメー密教学堂の「ラマウンゼー」に

2010年より年に2回来日されている故ケンスル・リンポチェ・テンパ・ゲルツェン師の一番弟子でもあり、クンデリン・リンポチェのヨンジン(個人特別教師)であるゲン・ロサン・ツルティム師が、このたびギュメー密教学堂の「ラマ・ウンゼー」にダライ・ラマ法王の命により就任されることが決定されたようですのでお知らせいたします。

ギュメー密教学堂は、デプン、ガンデン、セラというゲルク派の三大本山にてゲシェー(仏教博士)号を取得した僧侶たちが、密教の修学をするために一時的に滞在するゲルク派の密教ふたつの僧院、ギュメー、ギュトーのうちのひとつであり、ゲン・ロサンは以前ギュメー密教僧院の「ゲクー」(維那・僧院規律長)を務められましたが、このたびダライ・ラマ法王の名により、名誉ある「ラマ・ウンゼー」(経頭師)の役職に就任なされることが決定しました。

ギュメー密教学堂の「ラマ・ウンゼー」(経頭師)は、ギュメー学堂で行うすべての密教儀礼の導師(金剛阿闍梨)をつとめる役職で、3年間の「ラマ・ウンゼー」の任期を終えると「ケンポ」(管長)となることが確定していることからも「副管長」と翻訳される場合があります。

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