ゲンギャウが帰国してからもう半年になりますが、日本担当の新しいゲシェーを現在ゴマン学堂では選定中です。いましばらくしたら新任のゲシェーが決まる予定です。
これまでに多くのゲシェー・ラランパが日本に来られましたが、ゴマン学堂でもなかなか日本に派遣するためのゲシェーを選定するのには苦労します。
というのも、ゴマン学堂では経典を学僧たちに教授する人材はなかなか派遣しにくく、またそれ以外のゲシェーたちもいろいろな場所で教えたり、様々な役職につくことが多いからです。
毎年多くのゲシェーが輩出されますが、その中でも日本に派遣できる人材を選ぶのには一苦労だそうです。先日まで候補としてあがっていた人は、ギュトゥー学堂で仕事があったり、ゴマン学堂から出せないと管長から差し止めがあったり、簡単ではありません。
とはいえ、次のチベットのお正月までには少なくとも一人は決めようということで現在選定中とのことらしいです。さて、どんな先生が来られるのか、これから楽しみですね。